成熟期の心血管インターベンションを考える Think Cardiovascular Intervention in the Maturity Stage成熟期の心血管インターベンションを考える Think Cardiovascular Intervention in the Maturity Stage

cVIT2018

会長挨拶

会長  門田 一繁

第27回 日本心血管インターベンション治療学会学術集会
会長  門田 一繁
(倉敷中央病院 循環器内科 主任部長)

第27回日本心血管インターベンション治療学会学術集会開催に先立ち、西日本の豪雨で被災された皆様に謹んでお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を心より、お祈り申し上げます。今回の被災地には中国四国地域も多く含まれております。我々の地域も、多くの方々より、支援をいただくとともに、お見舞いや励ましの言葉をいただいておりますこと、深く感謝申し上げます。引き続き、地域社会の一員として、地域の復興に取り組んでいかなければと思っております。

さて、今回のテーマは“成熟期の心血管インターベンションを考える”としました。構造的心疾患のカテーテルインターベンションではMitraClipなど、末梢血管のカテーテル治療ではドラッグコーティドバルーン(DCB)など、新たなデバイスが導入され、診療プラクティスが大きく変化してきています。一方、冠動脈インターベンションにおいては、いくつかの課題は残されているものの、手技の向上やデバイスの発達によって、現在、成熟期に達しているといえるのではないかと思います。ただ、その発展は緩やかにはなっていますが、さらに高質のインターベンションをめざすとともに、症状改善や生命予後改善につながるインターベンションを適切に継続させていくための様々な取り組みを行っていく必要があります。

今回この様な中、CVIT2018の特別プログラムとして、地方のインターベンションの課題や2025年問題のセッション、各種ケースカンファレンス、臨床研究を行うためのセッション、国内外のジョイントセッション、各種教育セミナーなど、それぞれ工夫をこらしたプログラムを企画させていただくことができました。特別講演として、CVITが行っております長期予後についての臨床研究の事業主体である日本医療研究開発機構(AMED)の末松誠理事長にもお願いしております。その他、CVIT2018対談として、CVIT新理事長、元プロ野球選手の黒田博樹氏、加藤修先生の3人にお話しいただくことを予定しております。また、故光藤和明 先生のメモリアルセッションも開催させていただきます。コメディカルのプログラムも充実したものとなっております。ぜひ、多くのプログラムに参加いただき、議論を深めていただければと思います。

なお、プログラムの作成には、多くの方々のご協力、ご支援、ご尽力いただきました。直前のご依頼など、ご迷惑をおかけしました事も多いように思います。この場を借りて、厚くお礼申し上げます。

最後になりますが、成熟期の心血管インターベンションを深く考えることで、明日への医療へとつなぐCVIT2018にしていただければと祈念しております。