第66回東日本整形災害外科学会

会長挨拶

第66回東日本整形災害外科学会開催にあたり

第66回東日本整形災害外科学会
会長  市村 正一
(杏林大学医学部整形外科学教室  教授)

 この度、2017年9月15日(金)、16日(土)の2日間、第66回東日本整形災害外科学会を新宿の京王プラザホテルで開催させていただくことになりました。この伝統ある学会を杏林大学医学部整形外科学教室が開催しますのは、第32回(故河路渡名誉教授会長)と第49回(石井良章名誉教授会長)に次いで3回目になります。教室として大変名誉なことであり、本学会のさらなる発展になるような企画、運営に当たっていく所存です。
 我が国おける65歳以上の人口は年々増加していますが、平成28年度の総務省統計によりますと全人口の27.3%で、女性では30.1%です。先進7か国中では最も高くなっています。このため、介護が必要な高齢者が急増し大きな社会問題になっており、健康寿命をいかに延伸するかが喫緊の課題になっております。
 日本整形外科学会ではこの問題にいち早く取組み、ロコモティブシンドローム(ロコモ)を提唱し、高齢者における運動器疾患予防の重要性の啓蒙活動を展開しております。このため、日本整形外科学会学術総会はもとより、整形外科関連の多くの学会でシンポジウムなどが組まれてきました。そこで、本学会のテーマを「高齢者運動器疾患の予防と治療」といたしました。高齢者運動器疾患の診療の最前線に立つ整形外科として、その治療と共に、今後は予防にもこれまで以上に力を注ぐ必要性があるからです。
 東日本整形災害外科学会の総力を挙げてこのテーマに取り組みたいと考えておりますので、多数の演題発表とご参加を心よりお願い申し上げます。

謹白

2016年12月吉日