大会長挨拶

日本総合健診医学会第45回大会 大会長 西﨑 泰弘

西﨑 泰弘

東海大学医学部基盤診療学系健康管理学 領域主任教授 一般社団法人 日本総合健診医学会 副理事長

 日本総合健診医学会第45回大会を、来る2017年(平成29年) 1月27日(金)・28日(土)、東京ディズニーリゾート(TDR)オフィシャルホテルである東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート(千葉県浦安市)で開催致します。健診や人間ドックのみならず抗加齢医学や健康増進、そして生活習慣と密接に関係する専門診療領域で日々ご努力されている多くの職種、業種の方々にご参加頂き、アカデミズムの輪を広げ深めるとともに、TDRならではの企画をお楽しみ頂ければと考えております。

 今回は、「加齢性リスクに挑む総合健診」をメインテーマ=縦糸とし、横糸たるサブテーマを「専門診療領域との架け橋を求めて」と致しました。加齢は万人に訪れ、様々な問題=老化現象や疾病の原因となります。専門診療領域においては、多くの「加齢性疾患の進行形」に治療が施されていると云っても過言ではありません。
 明治の偉大な医学者 北里柴三郎博士は、「節制は本にして治療は末なり」と説かれました。その時代、病気以前の一般人は、ひたすら節制に徹して病気を遠ざけよ、ということだったのだと思います。一方、現代に暮らす私たちは、健診や人間ドックで広く全身を調べ、早期に問題に対処したり、健康増進で病気を遠ざけることができます。すなわち、「予防は本にして治療は末なり」の時代に暮らしていると言えます。とかく、ヒトは「元気」だと「健康」であると錯覚してしまいます。しかし、これからの予防は、加齢を疾病発生への最大のリスクと捉え、元気である事を過信せず、その問題に先回りする時代に来ていると考えます。今回はTDRでの開催となります。「良く学び、よく遊べ」、ぜひ職場のお仲間、ご友人、ご家族様とともに、避けて通れない加齢を学び、そしてTDRを楽しんで頂ければと思います。
 多くの皆様と舞浜でお目に掛かれますことを楽しみに致しております。