ご挨拶

日本臨床試験学会 第10回学術集会総会の開催にあたって

日本臨床試験学会 第10回学術集会総会
会長 渡邉 裕司
 浜松医科大学 理事・副学長
 国立国際医療研究センター 臨床研究センター長
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 いつも日本臨床試験学会には格段のお力添えを賜り、誠に有り難うございます。
 この度、日本臨床試験学会 第10回学術集会総会を担当させていただくことになりました渡邉裕司(浜松医科大学・国立国際医療研究センター)です。日本臨床試験学会 第10回学術集会総会は平成31年1月25日(金)~26日(土)の2日間、場所は東京有明のビッグサイトTFTホールにて開催する運びとなりました。
 節目の10年にあたる総会となることから、テーマには「これまでの10年、これからの10年」を掲げました。臨床試験は新しい医療技術や医薬品の開発に欠かすことの出来ないステップですが、これまでの10年、コアジャーナルに掲載される臨床研究論文数の国際比較では、わが国の順位は低迷し、さらに掲載された論文を撤回する事態も生じています。このような中、2018年4月から臨床研究法が導入されました。臨床研究法では、医薬品等を人に対して用いることにより、その医薬品等の有効性・安全性を明らかにする臨床研究を対象とし、臨床研究の実施の手続、認定臨床研究審査委員会による審査意見業務の適切な実施のための措置、臨床研究に関する資金等の提供に関する情報の公表の制度等を定めています。日本で新GCPが適用されるようになった1998年、日本の治験環境には大きな変革がもたらされました。その状況と類似して、日本の臨床試験はいま大きな転換点を迎えています。今回の学術集会総会では、この転換点を飛躍につながるステップとするために、これからの10年、私たちが為すべきことを議論し、提案する機会としたいと思います。また、これまでの10年で成しえなかった大きな課題「臨床試験に関わる多職種の人々のサステナブルなキャリア形成」についても、これからの10年を見据え解決の糸口を見つけたいと考えています。
 参加者の皆様に「参加して良かった」と言っていただけるような総会になるようプログラム委員の先生方と企画を練り、事務局一同も鋭意準備を進めています。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。何卒よろしくお願い申し上げます。

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