第20回 日本ロービジョン学会学術総会

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ご挨拶

会長  井㆖  賢治 第20回日本ロービジョン学会学術総会
会長 井㆖ 賢治(医療法人社団済安堂 井上眼科病院 理事長)

 第20回日本ロービジョン学会学術総会は、2019年5月24日(金)~5月26日(日)の3日間、東京お茶の水ソラシティカンファレンスセンターにて開催いたします。またこの学術総会に引き続き、26日(日)には日本ロービジョン学会主催の研修会を開催いたします。
 本会は、20周年記念の学会でもあります。これまでの学会の歩みを振り返りますと、ロービジョンとの連携を図る様々なテーマが繰り広げられましたが、ロービジョンケアの原点とも云える「ひかり」を本会のテーマといたしました。ひらがなで表現しましたのは、一筋の光を求めてケアの探求や、これからケアを突き進めて行く方向性を示す光でもあり、様々な光を見て、感じて、探求して導かれていく「ひかり」を示しております。
 本会のプログラムは、特別記念講演では「日本ロービジョン学会20周年を迎えて」をテーマとして、演者は学会理事長の加藤聡先生(東京大学)、座長は前理事長の高橋広先生(北九州市立総合療育センター)に依頼しました。特別講演は、東京オリンピック・パラリンピックの前年であり、スポーツに関連するご講演を鈴木大地スポーツ庁長官、座長は佐渡一成先生(さど眼科)に依頼しました。教育講演では、「ロービジョンケアの変遷~過去・現在・未来」とし、講師はロービジョンケアに造詣の深い安藤伸朗先生(立川総合病院)へ依頼して、座長は井上賢治が担当させていただきます。招待講演では映画「光」河瀬直美監督作品から、映画における音声ガイドの重要性についてをテーマにして、映画とゆかりの深い方々のトークショーを予定しています。シンポジウム1では、テーマ「近未来のVisual Science」としてオーガナイザーは、高橋政代先生(理化学研)と不二門尚先生(大阪大学)に依頼しまして、再生医療医学のこれからについてのディスカッションを行ないます。シンポジウムⅡでは、テーマ「盲・弱視教育の現状と課題」として、オーガナイザーは、高橋広先生と桑山一也先生(都立文京盲学校)に依頼しまして、当事者とその教育担当者からシンポジストを依頼しました。ワークショップではテーマ「ユニバーサルデザインと情報」として、オーガナイザーは秋山哲男先生(中央大学)と柏瀬光寿先生(柏瀬眼科)に依頼しまして、公的機関の情報の工夫や、心理学的側面からの情報のあり方などについてディスカッションを予定しております。
 眼科医療の発展とともに視機能の改善が進む一方、ロービジョンケアのニーズは高まっております。本会は記念すべき20周年でもあり、全国から各専門分野の方々、ロービジョンケアに携わっておられる皆様に有意義な会となりますことを願っております。
 皆様のご参加をお待ちしております。