• 第31回日本医療薬学会年会
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第43回日本病院薬剤師会近畿学術大会
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プログラム

特別講演2022年1月30日(日)11:30~12:20

生体臓器移植について(仮)
演者
上本 伸二
(滋賀医科大学 学長)

企画講演2022年1月29日(土)15:30~16:30

病院経済と薬剤師(診療改定を含めて)
演者
湯原 淳平
(株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン)

シンポジウム

シンポジウム 12022年1月29日(土)9:30~11:30

連携充実加算と薬薬連携
オーガナイザー
須藤 正朝
(滋賀医科大学医学部附属病院 薬剤部)
セッション概要
連携充実加算の算定が開始され約2年が経過し、導入されている施設も徐々に増加しており一般的になりつつある。しかしながら、算定要件や施設基準のため導入が困難な施設も少なくない。また、外来がん化学療法の質の向上を目的として新設された診療報酬であることを考慮すると、充実した薬薬連携を目指すという意味で今後ますます発展が望まれるところである。本セッションでは、算定体制整備において苦慮されている施設や算定開始後に問題を抱える施設、また、がん治療への関わりで難渋している保険調剤薬局の先生方の一助になるよう、近畿内外の様々な状況のご施設より、算定における問題点や導入の手法、薬局との連携の在り方について講演をいただく。また、保険調剤薬局の立場からもがん薬物療法へのかかわりについて発表いただく予定である。

シンポジウム 22022年1月29日(土)13:10~15:10

「スペシャリストから学ぶ!腎機能低下患者への薬剤投与設計」
オーガナイザー
林  八恵子
(近江八幡市立総合医療センター 薬剤部)
セッション概要
腎機能は加齢とともに低下する。高齢化社会に伴い、腎機能低下患者も増えている。また多様な疾患を併発されており、薬剤投与設計に悩むことも多い。腎のスペシャリストから腎機能低下時の薬物動態から各種薬剤への投与設計までを学ぶ機会としたい。

シンポジウム 32022年1月29日(土)9:30~11:30

各施設におけるAST活動の取り組み(実践)
オーガナイザー
中川 英則
(社会福祉法人 恩賜財団 済生会滋賀県病院 薬剤部)
セッション概要
2018年の診療報酬改定に伴い、抗菌薬適正使用支援加算が新設された。この背景には、病院内における不適切な抗菌薬使用を監視することで不必要な抗菌薬の使用量を抑制する狙いがある。そこで、本シンポジウムでは、改めてAST活動の方法や各施設での取り組み(実践)についてご講演頂き、聴講者それぞれのご施設における今後のAST活動の参考にして頂ければ幸いである。

シンポジウム 42022年1月29日(土)13:10~15:10

集中治療領域において目指すべき薬剤師像について考える!
~いま、求められるケア移行とタスクシフトそして臨床研究とは~
オーガナイザー
安部 敏生
(医療法人医誠会 大阪医誠会病院 薬剤部)
セッション概要
2016年度より集中治療室などを対象に病棟薬剤業務実施加算2が新設され、2020年度の診療報酬改定では増点とハイケアユニットへの範囲拡大が行われるなど本領域での薬剤師業務は診療報酬上でも評価されている。そのため、重症管理という特性を持つなかでの医薬品適正使用の推進といった薬学的専門性を実践できる薬剤師が必要とされている。
集中治療領域で薬剤師が基本的に行っている業務を振り返りつつ、診療報酬の改訂においても需要が高まりつつあるタスクシフトやケア移行について、“薬学的専門性”をどのように活かせば良いかを実例を通して講演頂く。さらに、ケースレポートやクリニカルクエスチョンを研究課題とした臨床研究に取り組み、患者の薬物治療への還元を見据えた成果としていく過程を講演頂く。
本シンポジウムでは、これまで培ってきた先進的な取り組みを共有すると共に、10年後に求められる薬剤師像に期待を馳せ、議論したい。

シンポジウム 52022年1月29日(土)15:30~17:30

がん臨床研究の実践ポイントを学ぶ ~臨床的問題の解決を目指して~
オーガナイザー
野田 哲史
(滋賀医科大学医学部附属病院 薬剤部)
セッション概要
近年、薬剤師は、がん薬物療法におけるチーム医療の一員としてその存在感を発揮してきた。しかし、抗がん薬による重篤な副作用の予測が困難である場合や、有効な支持療法が確立できておらず副作用マネージメントに難渋するケース、製剤学的に取り扱いが煩雑な薬剤が存在するなどの臨床的課題に対して、薬剤師には、科学的な側面からも治療を支援するニーズも高まっている。本セッションでは、薬学的専門性を活かして、がん薬物療法の臨床的課題を克服するために、臨床研究を実施されてきた薬剤師・薬学研究者の立場から、臨床研究を実践するコツをわかりやすくご解説いただく。本セッションが、がん領域において臨床研究をはじめるきっかけに繋がれば幸いである。

シンポジウム 62022年1月29日(土)9:30~11:30

令和時代のNST薬剤師に求められるスキルと栄養療法の進むべき道
オーガナイザー
神谷 貴樹
(滋賀医科大学医学部附属病院 薬剤部)
セッション概要
NSTにおける薬剤師の活動は高カロリー輸液キット製剤などの輸液製剤や簡易懸濁法の普及とともに、先人達のたゆまぬ活躍により一定の評価が得られてきた。現在は、化学療法、集中治療、摂食嚥下、リハビリテーション、在宅医療など栄養療法の対象は広がりを見せており、様々な業務の機械化・電子化やタスクシフティングによって、NST薬剤師の専門領域も今後、さらに多様化していくことが予想される。また、患者個々の病態や主訴に適したオーダーメイドの栄養介入が求められていく中、それらを俯瞰できる機会に乏しくスキルアップに苦慮されているのが現実ではないだろうか。本シンポジウムでは、NST薬剤師として臨床レベルで活躍し、日々挑戦されている若手薬剤師の先生方の「理想」と「現在地」を示していただき、令和時代のNST薬剤師の進むべき道標としたい。

シンポジウム 72022年1月29日(土)13:10~15:10

いま知りたい、小児・妊婦・授乳婦の薬物療法のみかた、考えかた
オーガナイザー
日置 三紀
(滋賀医科大学医学部附属病院 薬剤部)
セッション概要
小児・新生児の処方箋を手にしたときや、服薬指導中に相手が妊婦・授乳婦だと分かったとき、思わず身構えてしまったことはないだろうか?薬剤師がこれらの領域の薬物療法に関わるには、一般的な薬剤知識に加えて、情報収集や解釈の方法、提供のしかたなど、いくつかのスキルが必要になる。例えば、小児・新生児領域では、薬用量や臨床検査値の考え方、成長・発達過程における薬物動態への理解や服薬指導の工夫など、妊婦・授乳婦領域では母体のみならず胎児への影響も考慮した情報収集やリスク評価、コミュニケーションの方法などが挙げられる。
本シンポジウムでは、小児・新生児・妊婦・授乳婦領域のそれぞれのスペシャリストから、小児・周産期を専門にしない薬剤師にもわかりやすく、「処方監査時」「薬剤情報収集・評価時」「患者への直接介入時」のコツや考え方を紹介いただく。本領域に薬剤師が自信をもって携わる一助となればと考える。

シンポジウム 82022年1月30日(日)9:00~11:00

病院薬剤師が担うがん緩和医療の最前線 ~いま一度、患者サポートを俯瞰する~
オーガナイザー
高橋 一栄
(大阪府済生会野江病院 薬剤科)
セッション概要
がん治療に携わる薬剤師の使命は、抗がん剤治療と並行して早い段階から最適な緩和ケアを実践することである。近年、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の発展により、がん治療の選択肢が増える一方で、診断から最期を迎えるまでの期間が長くなっている。このような背景から、アドバンスケアプランニングが重要とされており、薬剤師もしっかりと役割を果たすことが必要である。また、終末期患者の在宅医療への移行時には、地域医療を担っている医師をはじめ、保険薬局の薬剤師、訪問看護師等と綿密に連携して患者や家族を支援することが大切である。さらに、薬剤師は自らの取り組みについてアウトカム評価を行い、得られた知見を学会発表や論文投稿として発信することも重要な任務と言える。
このように患者や社会から薬剤師に対する期待は益々増加している中、いま一度、がん緩和医療において薬剤師が担うべき役割について整理してみたいと考えている。

シンポジウム 92022年1月30日(日)14:00~16:00

薬剤師が主導して行うポリファーマシー対策
オーガナイザー
矢野 育子
(神戸大学医学部附属病院 薬剤部)
セッション概要
高齢社会を迎え、ポリファーマシー対策は薬剤師が主導して取り組むべき重要課題の一つです。厚生労働省の「高齢者医薬品適正使用検討会」からも、これまでの「高齢者医薬品適正使用(総論編)や各論編(環境療養別)」に加えて、「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」が2021年3月に公表され、これからポリファーマシー対策を始める施設に対して具体的な方策が示されているところです。本シンポジウムでは、ポリファーマシー=多剤併用の中でも害をなすもの(不適切処方)に対して、各病院や地域で多職種が連携しながら進めている先進的な取り組みについてご紹介いただきます。本シンポジウムが、明日からの自施設での業務改善の一歩につながることを期待しています。

シンポジウム 102022年1月30日(日)9:00~11:00

「三方よC」を実践しよう!次世代薬剤師にも必要な情報システムのい・ろ・は
オーガナイザー
山中 理
(地方独立行政法人 市立大津市民病院
薬剤部・医療情報システム室)
セッション概要
医療情報システムは、いまや業務に欠かせないものとなっている。学ぶ機会を考えた場合、先輩から教えてもらいながら学ぶことがほとんどであるため、全体を考える機会が少ないのではないだろうか。
そこで今回、次世代薬剤師に必要な「病院に必要な医療情報・システム」として、何が必要か、ないものはどうしたらよいか、どう運用していけばよいのか、管理業務での活用方法を学ぶ上で、第一線で活躍中の方から現場での実情を示していただく。その中でシステム活用してうまく運用するためのキーワードとしての”3つのC”を併せてご紹介したい。明日からの皆様の業務にお役に立てれば幸いである。

シンポジウム 112022年1月30日(日)14:00~16:00

心不全パンデミック時代における薬剤師の役割とは?
オーガナイザー
大橋 泰裕
(社会医療法人 誠光会 草津総合病院 薬剤部)
セッション概要
循環器病は後期高齢者の死亡原因1位であり医療費も膨大に増加している。
これらの背景より循環器病対策推進基本計画が2020年10月に閣議決定され、各都道府県で地域事情に合わせた循環器病の対策を講じていく予定となっている。
高齢化社会により増加を続ける心不全は循環器病の終末像であり、4年生存率が55.7%と全がんの5年生存率63.2%よりも予後不良である。
また、心不全は急性増悪と寛解を繰り返しながら悪化し、患者本人だけでなく家族や介護者の生活の質を著しく低下させる。
再発・再入院の予防には適切な治療の実施に加えて、多職種にて個々の患者の生活の実態や背景を共有し、療養指導や包括的支援を行うこと、さらに、退院後の生活の質が維持できる地域連携の構築が必要である。
本シンポジウムでは、循環器病薬の薬学的管理、多職種チームでの関わり方、薬薬連携や緩和ケアについて薬剤師が果たすべき役割について考えたい。

シンポジウム 122022年1月30日(日)9:00~11:00

精神科における診断の成り立ちと実践的な指導技術の理解
~感覚的な指導からの脱却を目指して~(仮)
オーガナイザー
大久保 雅則
(一般社団法人 水口病院 薬局)
セッション概要
脳そのものの生理学的な理解やバイオマーカーが不足している為に、精神科領域の診断原理や治療目標、処方行動を理解し、有効性をどのように評価するのか理解することは、初学者における一つの敷居となっているのではないだろうか?
そこで本シンポジウムでは精神科診断学の特性を理解することから始め、一般診療科との病態のとらえ方の違いを明らかとする。次に、日常診療において患者さんとの協同的な治療関係が構築できるかは治療関係の構築やアドヒアランスの確保において非常に大きな課題となる。そこで、薬剤師はどのようなコミュニケーション技術を用いて患者さんとの関わり方を構築し、評価しているのかを紹介する。
最後に、協同的な治療関係を築くための技術について心理士の先生から事例と理方を解説頂く。本シンポジウムが全ての臨床家が学ぶべき医療コミュニケーション技術の理解への第一歩となることを期待する。

シンポジウム 132022年1月30日(日)14:00~16:00

慢性疾患としてのHIV感染症から長期薬物療法における薬剤師の果たすべきに役割について考える
オーガナイザー
矢倉 裕輝
(独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター 薬剤部)
セッション概要
HIV感染症は薬物治療の確立により、非感染者と同程度の予後が見込める時代となった。一方で長期療養や高齢化により、長期服薬による副作用、様々な合併症や併存疾患の発症等新たな問題が表出しつつある。本シンポジウムでは、医師から近畿のHIV感染症および治療の現状と問題点、HIV感染症専門薬剤師から薬剤師が知ってくべき抗HIV薬および比較的多い併存疾患に選択される併用薬との注意すべき相互作用についてアップデートを行って頂く。更に、病院、保険薬局薬剤師からトレーシングレポートの活用の実際等、実践している取り組みおよび連携について紹介頂く。その上で、HIV感染症を慢性疾患の1つとしてとらえ、入院から外来、保険薬局との連携も含め、より良い長期薬物療法となるよう、薬剤師が行うべき包括的な薬物治療マネジメントについて考える機会としたい。

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