• Home
  • Home
  • 会長挨拶
  • 開催概要
  • プログラム
  • 参加者へのご案内
  • 講演についてのご案内
  • 演題募集
  • 採択演題一覧
  • 事前参加登録
  • 会場のご案内
  • 宿泊のご案内
  • リンク
  • 協賛申込
  • 当日運営援助(企業様へ)
  • 関連学会告知・広報のお申込みについて

第67回日本臨床視覚電気生理学会

会長挨拶

 第67回日本臨床視覚電気生理学会を、2019年6月28日(金)・29日(土)の2日間、東京、両国にて開催させて頂くことになりました。会員の皆様、役員の皆様をはじめとする関係各位の方々には深く感謝申し上げます。
 今回担当致します東京医療センター(感覚器センター)は、2003年10月に設立されたまだ歴史の浅い研究センターです。主に眼科および耳鼻咽喉科に関する5つの研究部が運営されており、視覚研究部ではこれまでに網膜色素変性症、黄斑ジストロフィを始めとした遺伝性網膜疾患を対象に臨床研究、基礎研究を進めて参りました。このたび、本センターが歴史ある日本臨床視覚電気生理学会を担当させて頂きますことは大変な栄誉であり、今後の臨床、研究の発展に寄与することのできる充実した学会を開催したいと意気込んでおります。
 今回の特別講演では、長年にわたり世界の視覚電気生理学研究をリードされてきた公益社団法人Next Vision代表理事の三宅養三先生に「停止性夜盲とその周辺」についてご講演いただきます。三宅先生は第2代のセンター長として、本研究センターの発展にも大きく貢献されています。また、招待講演として、英国University College London眼科ChairのMichel Michaelides先生に「Emerging therapies of inherited retinal diseases, deep phenotyping and clinical management」についてご講演いただきます。Michaelides先生は遺伝性網膜疾患の臨床診断、新規治療導入、評価法構築などの分野で、まさに世界を牽引されております。またシンポジウムでは、これまでに感覚器センターを中心に実施されてきた全国共同研究の集大成を行うなど、大変盛りだくさんの内容となっております。
 本学会の扱うテーマは視覚電気生理学を中心に、画像診断、遺伝学、ロービジョン対応に至るまで、非常に多面的なものとなっております。今回はご専門の先生方ばかりでなく、幅広い分野の先生方にお役に立てるようなプログラムを構成いたしました。
 翌年2020年の東京オリンピックを控え、東京各所は建設ラッシュに沸き、これまでにない活気を見せています。会場となる両国界隈には、大相撲の殿堂である国技館、江戸の文化と歴史を紹介する江戸東京博物館、江戸後期の浮世絵師葛飾北斎の生地、並びにその作品と生涯を紹介するすみだ北斎美術館など、江戸下町文化に触れることのできるスポットが数多くございます。
 東京オリンピックのテーマでもあります「おもてなし」の気持ちを大切にし、全国から多くの皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

第67回日本臨床視覚電気生理学会
会長:角田 和繁

独立行政法人国立病院機構東京医療センター
臨床研究センター(感覚器センター)視覚研究部長