事務局
京都府立医科大学 内分泌・乳腺外科学
お問い合わせ先
株式会社JTBコミュニケーションデザイン
事業共創部 コンベンション第二事業局
〒105-8335
東京都港区芝3-23-1
セレスティン芝三井ビルディング
FAX: 03-3452-8550
E-mail: jabcs2021@jtbcom.co.jp
*運営事務局は在宅勤務をしております。
お問い合わせはメールでお願いします。

会長挨拶

田口 哲也
第31回日本乳癌検診学会学術総会
会長 田口 哲也
(京都府立医科大学 内分泌・乳腺外科学)

このたび、第31回日本乳癌検診学会学術総会を2021年11月26日、27日の秋深まる京都国際会館にて開催する運びとなりました。京都市での開催は第5回総会を安住修三先生が、第15回総会を沢井清司先生が担当され、仙台市に次いで3度目の開催となり誇りに思っております。

さて、乳癌検診学会がこれまでの30回の学術総会で検診方法やシステムのあり方、さらに諸問題について数々の議論がなされ、大きな成果を上げてまいりました。しかし、日本人女性では欧米先進国と異なり未だ乳癌罹患者が増加し、死亡者数の減少傾向も確実ではありません。適切な治療が行われるだけでなく有効な検査法による検診発見乳癌が増加することで乳癌死は減少すると言われていますが、国内の検診受診率はまだ十分に高くはなく、治療対象の乳癌に占める検診発見乳癌の割合は決して十分とは言えません。また、ようやく乳癌の発症に関わる遺伝性乳癌の詳細がわかり医療現場の対応も動き始めましたが、大多数を占める散発性乳癌の発症原因についてはその多くが謎のままです。とはいえリスク因子の検討はいくつかの悪性腫瘍での有望な研究成果もあり進められています。古都京都は温故知新でも有名な土地であります。今年の第31回学術総会ではこれまでの歴史を踏まえ、新たな扉を拓くためにも二次予防に加えて一次予防といったことにも時間を取りたいと考えています。

また、危急の課題としてCOVID-19の災禍の中、一時中断されていた乳癌検診が感染リスクを押さえつつ再開されていますが、本学術総会は2020年度乳癌検診にもたらされた影響について議論する最初の学術総会になると思います。

乳癌検診学会は医師、技師、そして多職種が協働して乳癌検診を科学的に捉え、社会に還元するための議論の場です。新型コロナウイルスに勝利するべく万全の感染予防対策を整え、講習会やセミナーなど教育の場もできる限り復活させお迎えしたいと思っておりますので、秋本番の京都へ多くの方々の積極的なご参加をお待ち申し上げております。

ページトップへ戻る