第62回日本視能矯正学会 The 62nd Annual Meeting of the Japan Orthoptic Congress

会長挨拶

第62 回日本視能矯正学会
学会長 南雲 幹(井上眼科病院)

 このたび、令和成3年(2021年)11月20日(土)、21日(日)の2日間、東京国際フォーラム ホールA(東京都)にて、第62回日本視能矯正学会(協会設立50周年記念学会)を担当させていただくこととなりました。

 本学会のテーマは「視機能管理のスペシャリストとして、高く、そして深く」です。
1971年に視能訓練士法が制定され、日本で視能訓練士が誕生し50年を迎えます。この50年間で、日本の社会、そして医療の情勢は大きく変化しました。それにつれて私たち視能訓練士の業務範囲や内容も変化し、意識も変わってきているといっても過言ではありません。しかしどのように私たちを取り巻く時代が変化しようとも、視能訓練士は医療技術を通じて国民の健全な視覚を守るため、視機能の評価を行い、視機能の管理を担うスペシャリストとしての役割を果たすことが使命であることは変わりありません。本学会が、未来に向けて、さらに専門性を高め、多角的に深く考察する力を磨くきっかけになることを願い、さまざまなプログラムを考えております。

 特別講演は「視覚の不思議、充填現象とそのメカニズム(仮)」を人間の視覚情報処理( 知覚,認識,記憶,感性,意思決定,行為など)に関する心理学的・認知神経科学的研究を第1線でおこなっている東京大学の本吉勇先生にお願いいたしました。その他、設立50周年記念式典、特別シンポジウム、教育講演、一般口演、ポスター発表、器機展示など ご参加いただいた皆さまにとって第62回日本視能矯正学会が有意義な大会となるよう鋭意準備中です。

 この一年はコロナ禍の影響により、集合式の開催が難しく消極的な傾向になっています。そのような中、どのようにしたら記念学会でもある本学会が実会場でも行えるか検討し、本大会は会場とWEBとのハイブリッドでの開催といたしました。

 会場まで足を運んでくださる方にもWEBで視聴される皆さんにも、本学会が学びを深めていただける機会となることを願っております。会場で、そしてWebで皆さまと笑顔でお会いできる日を心よりお待ちし申し上げております。

2021年2月吉日