この度、日本創傷・オストミー・失禁管理学会の第28回学術集会・会長を拝命いたしました。
会期は2019年5月25日(土)・26日(日)で、会場はJR奈良駅そばの「なら100年会館」ならびに「ホテル日航奈良」(奈良市)で開催させていただきます。本学術集会は創傷、オストミー、失禁管理の分野ということから、その対象は出生直後の新生児から高齢者まで幅広い年代であり、病院、施設、在宅とあらゆる場面に必要な看護および医療の学問分野といえます。そのため、常に新しい理論や技術の探究が求められ、WOC分野の活動・活躍の場は拡がり続け、ニーズも年々大きくなっています。目の前の対象者一人ずつの対応を考えた個別性がより重視されていますが、そのような現在の状況において変わってはならない普遍的なケアも存在します。
今回のテーマは『WOCケアにおける個別性と普遍性~拡がり続けるケアへの挑戦~』としました。まず、WOCケアにおいて対象者への「個別性を考えたケア」と、変わってはいけない「普遍的なケア」があることを確認したいと思います。その基本の中にあって、在宅へとシフトする「場面の拡がり」と、特定行為をはじめとする「ケア内容の拡がり」が顕著な現在において、参加者の皆さまが挑戦する意欲をもてるような企画を準備していきたいと考えております。
会場周辺には世界遺産を含むさまざまな寺社仏閣など名所がたくさんございますので、こちらの方も是非お楽しみください。また、懇親会では奈良をはじめ関西ならではのおもてなしもご準備いたしますので、ご参加いただけましたらと存じます。
多くの皆様からのご参加をお待ち致しております。