このたび、第42回日本眼循環学会を、2026年7月18日(土)および19日(日)の2日間の日程で、大阪市・グラングリーン大阪コングレスクエアにて開催させていただきます。このような機会を頂けることに、会員の皆様、学会役員の皆様をはじめ関係各位の方々へ厚く御礼申し上げます。
本学会は、眼循環に関する基礎研究から臨床応用に至る幅広い領域を対象とし、視覚科学、血流解析、画像診断など多様な専門分野の方々が一堂に会し、最新の知見と課題を共有する貴重な場となっています。本会では、改めて眼循環検査の重要性を確認し、眼循環研究の深化と臨床応用の架け橋となるよう、充実したプログラムの構成に努めています。
招待講演には、神経眼科領域において国際的に高い評価を受けておられる米国アイオワ大学眼科教授であるRandy Kardon先生をお招きしています。Kardon先生は大変温厚なお人柄で、視神経疾患を中心とした神経眼科の分野において深い見識を有し、眼循環研究においても数々の重要な業績を残されており、我が国の眼科医療にとっても大変示唆に富むご講演になるものと確信しています。
また、シンポジウムでは、眼循環を軸に異なる学術的テーマを掲げ、それぞれの分野における第一線の研究者・臨床医によるご発表と活発なディスカッションを通じて、領域横断的な視点からの知見の融合を図る場にしていく予定です。若い世代にも活躍していただけるように準備を進めて参ります。教育セミナーは、若手医師や研修医の皆様に加えて、視能訓練士や看護師などのコメディカルの皆様にも有益な内容となるよう工夫を凝らしています。眼循環の理解は、診療現場における的確な判断や患者さんへの適切な対応につながる重要な要素であり、医療チーム全体での知識の共有を目指したいと考えています。
今回の会場となる「グラングリーン大阪コングレスクエア」は、2024年にJR大阪駅に直結した地域として誕生し、都市の利便性と自然の調和を兼ね備えた新しいランドマークとして注目されており、参加者の皆様にとっても快適で実り多い学術交流の場となることと思います。本学会の開催にあたり、多くの関係者の皆様から温かいご支援とご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。全国から多くの皆様にご参加いただき、ベテランから若手まで熱い討議と活発な交流が行われることを期待しています。
公私ともにご多用のことと存じますが、ぜひ本学会にご参加賜りたくご案内申し上げます。皆様を大阪でお待ちしております。
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