第80回日本臨床眼科学会

第80回日本臨床眼科学会

アイバンクセッション

日時

10月31日(土)8:35~10:05

会場

京都国際会館 1F Room C-1

到達目標

アイバンク活動に対する理解を深め,角膜移植に用いるドナー角膜作成のための眼球摘出、強角膜片作成の手順および手技習得を目標とする。

対象(実習は眼科医のみ対象)

ドナー眼球摘出,強角膜片作成に関心のある、実務で必要な眼科医
(とくに,ドナー眼球(角膜)摘出未経験あるいは経験の浅い眼科医)
アイバンク活動に携わるコメディカル(スペキュラ実習、展示閲覧のみ)

内容

下記の6つ実習ブースを設けております。
各ブースにはインストラクターがつきます。
  1. 全眼球摘出
  2. 強角膜片作成
  3. 直接強角膜片摘出
  4. マイクロケラトーム
  5. スペキュラマイクロスコピー(原理や検査のコツについての解説付き)
  6. 鎖骨下静脈採血(今年度から2台)
  7. アイバンク展示ブース
 アイバンクの責務は、自由な意思による眼球提供に対応すると同時に、安全かつ有効な角膜・強膜あっせんを行うことである。しかしながら、角膜移植の現状は財政的な問題や慢性的な献眼数の不足などの解決すべき問題を抱えている一方、全国での角膜移植のニーズに即したあっせん業務を前向きに行っていく必要がある。特にあっせん角膜の安全性や質の担保は、角膜移植の術後成績に直結するものであり、アイバンクの責務は大きい。アイバンクで行われる斡旋に関しては、厚生労働省より発令されている「眼球のあっせんに関する技術指針」に基づき運営され、さらに「アイバンクにおける眼球摘出の手引き(日眼会誌 130 : 41-47, 2026)」が日本角膜学会眼球摘出の手引き作成ワーキンググループによって作成されたことにより十分な理解と技術を要求されている。昨今の角膜移植術式の進歩により従来の全層移植のみならず角膜内皮移植や上皮移植に対応したあっせん業を目指す必要がある。
 このセッションは、アイバンク実務に関わる全ての方が実際の業務における知識習得と実践的なトレーニングを目的としている。
 アイバンクの眼球摘出を担当する眼科医には、全眼球摘出術の習得、さらには強角膜切片の作成は必須であるにも関わらず、現在の国内ドナー数を勘案しても、実践する場が少ないのが現状である。また、このトレーニングは1施設単位では実施が難しい状況にある。さらに、DSAEK用のプレカット手技の需要が高まっている。
 眼科医ならびにアイバンクスタッフにとってより実践的なトレーニングが積めるように①全眼球摘出術、②強角膜切片作成、③強角膜片直接採取、④ドナー角膜用スペキュラーマイクロスコープによる角膜内皮細胞測定、⑤マイクロケラトームを使用したDSAEKグラフト作成、⑥模型を用いた鎖骨下静脈血採血の6ブースを設け、セッションに参加することで実技能力を向上させていただきたい。アイバンク業務に従事する医師にとって、貴重な機会となり、日々のアイバンク活動に反映されることを期待する。

インストラクター

福井 正樹(杏林大)
赤崎 安序(国際医療福祉大・市川)
﨑元 暢(杉浦眼科)
家室 怜(大阪大)
上松 聖典(長崎大)
山田 直之(山口大)
福戸 敦彦(広島大)
清水 ゆりえ(広島大)
草野 真央(長崎大)
佐久間 彩乃(山口大)
※順不同

参加費

無料

参加資格

第80回日本臨床眼科学会の参加登録をされた方

申込期限

2026年9月30日(水)
※定員になり次第、締切となりますので予めご了承ください。

定員

24名(実習参加の眼科医)
会場内は事前登録なしで自由に見学できますが、実習参加には事前登録が必要です。
コ・メディカルの方でスペキュラーマイクロスコープを用いた角膜内皮細胞の測定の実習を希望される方は事前登録をお願いします。

お申込み

以下「アイバンクセッション申込み」にアクセスいただき、必要事項を入力してください。
登録完了後に送付される申込み完了通知メールを当日必ずご持参ください。 アイバンクセッション申込み

主催

(公財)日本アイバンク協会、日本角膜学会、日本角膜移植学会

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