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第38回東日本手外科研究会

会長挨拶

原 章
第38回東日本手外科研究会
会長 原 章
(順天堂大学浦安病院 整形外科)

 第38回東日本手外科研究会を2024年2月3日(土曜日)、東京の順天堂大学本郷・お茶の水キャンパスで開催させていただけますことを光栄に存じます。

 今回の研究会テーマを 「From Inspiration to Implementation ~閃きから実践へ」としました。これからの手外科は伝統を守りつつ、さまざまなアイデアを閃いて(ひらめいて)、それを実践していく意思・意欲が大切であると考えます。そのことを、これからの若い先生方に託したい、という思いがあります。

 本研究会は、第1回を1987年に山内裕雄名誉教授が順天堂大学で開催されました。第27回は同門の楠瀬浩一先生がイイノホールで開催され、次の第38回は順天堂大学として3回目の担当となり、37年ぶりに順天堂大学本郷・お茶の水キャンパスでの開催となります。私が本研究会に参加させていただいたのが第5回ですので、37年前の第1回の様子を伺い知ることはできませんが、ここ数年で順天堂大学のキャンパスは新しくなり、国際学会も開催可能な諸設備が整い、今の時代にふさわしいキャンパスとなっております。

 本研究会発起人の一人である山内先生はよく、「この研究会は、抄録をポケットに入る程度の大きさにして、会場も一つでざっくばらんに気軽に議論しあえる会にしようと、当時の慶應義塾大学整形外科・矢部裕教授、東京慈恵医科大学整形外科・室田景久教授とともに3人で始めた」とおっしゃっておりました。

 第38回研究会の具体的な内容に関しましては様々な企画を検討中であり、会場1つというのは難しくなっておりますが、諸先輩方が掲げたコンセプトを大切にして準備を進めているところです。

 お茶の水は東京駅からも近く、アクセスのよい場所です。
是非とも会場にお越しいただき、活発な意見交換をしていただきたく、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。