第11回 日本下肢救済・足病学会学術集会

ご挨拶

第11回日本下肢救済・足病学会学術集会
会長 寺師 浩人
(神戸大学大学院医学研究科 形成外科学)

この度、第11回日本下肢救済・足病学会学術集会を2019年6月28日(金)29日(土)の二日間、神戸ポートピアホテル・神戸国際会議場で開催させていただくにあたりご挨拶を申し上げます。

神戸は、一つのチーム医療として全国に先駆けて多科・多職種で足を救う運動を始めた日本のフットケア・救肢の「メッカ」と自負しています。もともと靴文化の宿る地域であり、異文化交流の歴史が根底にあったことも関係し ていたのかもしれません。本学術集会のテーマを「歩行を守り、生活を護る」とさせていただきました。2016年2月に第14回日本フットケア学会年次学術集会を主催させていただいた際のテーマを「歩行を守る」とし、各演者の方々に「歩行」を意識していただきました。今回は、その先には何があるのだろうと考えた末のテーマです。

日本フットケア学会と日本下肢救済・足病学会は、今回の学会を最後に統合することが決まりましたので、今回が、日本下肢救済・足病学会の名称で行われる最後の学術集会となりました。参加者すべての方々が、統合の先を見据えて、フットケア、下肢救済、足病医学、歩行と生活の意義を一つでも多く掴んでいただくことになれば幸甚に存じます。そして、あらゆる職種が自身の足の分野を基盤に、それぞれが「歩行と生活」のために何ができるのかを問うための学術集会と位置付けたいと考えております。そのことにより本邦のあらゆる分野が結実し、one step上の学問と医療へ昇華していくであろうと考えます。神戸の地はそのことを語るに相応しい街であり、私たちはそれをサポートする場を設け、皆様とともに実りある学術集会を作り上げたいと祈念いたします。

初夏の神戸は、瀬戸内海気候で気持ちの良い時期です。皆様の熱意で学術集会を盛り上げていただけましたら幸甚に存じます。また、その合間に三宮北野坂辺りの多国籍料理を味わい、六甲山、有馬温泉や明石海峡大橋を渡り淡路島まで足を伸ばしていただくのも一興と存じます。

皆様の御来神を心よりお待ちしております。