この度、第40回日本眼腫瘍学会を主管させていただくことになりました。
伝統ある本学会の会長を拝命し、学会員ならびに関係各位の皆様方には厚く御礼申し上げます。
眼腫瘍学において扱われる疾患は日頃頻度の低い疾患が多く、それだけに、眼腫瘍学の知識とその実践すなわち検査と治療の重要性は、他領域の様々な専門疾患より高いものが多く含まれると考えられます。
本学会の一般口演は例年非常に活発であることが多いのですが今回は大阪らしい会場を選びましたので、是非さらに活発なご口演で、最先端の眼腫瘍学に触れ、そして学んでいただければと思っております。
特に特別講演では、本学 関西医科大学附属光免疫医学研究所をお開きになりました、小林久隆先生(NIH/NCI(米国立衛生研究所・国立がん研究所)分子イメージングプログラム主任研究員、関西医科大学附属光免疫医学研究所 所長)に、頭頸部の悪性腫瘍に対する画期的治療法として大変注目されている光免疫療法についてご講演をお願いしております。将来、眼科的疾患においても有力な治療法になる可能性もあり、世界的発明者である小林先生のお話を伺い、皆様と一緒に学ばせていただければと思っております。
皆様のご参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。