このたび、2026年1月16日(金)、17日(土)の2日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜ノースにて第32回日本糖尿病眼学会総会を開催させていただくことになりました。プログラム委員長は久留米大学教授・吉田茂生先生に努めていただきます。
今回は2026年1月17日(土)に、第63回日本糖尿病学会関東甲信越地方会が杏林大学教授・安田和基先生世話人の下、パシフィコ横浜会議センターにて開催されることになっており、両学会を内科医・眼科医が同時期に同地域でご参加いただけるように配慮いたしました。本会の内科医会員増加のために、日本糖尿病学会関東甲信越地方会ご参加の方で日本糖尿病眼学会非会員の方は、無料で本総会にご参加いただけます。当日、日本糖尿病学会関東甲信越地方会参加を証明するものをご持参ください。そして、日本糖尿病眼学会へのご入会もご検討ください。
特別講演は、内科からは東京医科大学教授・鈴木亮先生、眼科からは藤田医科大学教授・小沢洋子先生にお願いしました。両先生とも糖尿病の眼合併症について広く深い見識を有しており、説得力や発信力の高い方ですので、今からご講演が楽しみです。
シンポジウムを4本用意しました。まず、眼科医向けのプログラムとして「眼科の先生に知ってほしい糖尿病・肥満症治療の最前線(仮)」を、内科医向けのプログラムとして「内科の先生に知ってほしい糖尿病網膜症治療の最前線(仮)」を準備しました。さらに内科・眼科合同シンポジウムでは「糖尿病におけるマクロファージの役割」と題して、膵島、脂肪組織、硝子体内、網脈絡膜のマクロファージ研究の最前線を知っていただく企画としました。第31回と同じように「学会主導の臨床・基礎研究進捗シンポジウム」も用意しました。
また、例年通り、教育セミナー(内科医向け、眼科医向け)、福田賞受賞講演、メディカルスタッフシンポジウムも充実した形式での開催を予定しております。さらに、第63回日本糖尿病学会関東甲信越地方会との合同シンポジウムも1月17日に計画しています。
日本糖尿病眼学会は1995年に前・琉球大学教授の故・福田雅俊先生が中心となり、前・東京女子医科大学教授の堀貞夫先生が初代理事長となって設立され、30年を迎えました。内科医と眼科医、メディカルスタッフが膝を突き合わせて、糖尿病と眼合併症について、新たな知見や見解に関して広く深く議論いただきたいことから、本総会のテーマを「叡智を集結して糖尿病から眼を護る」とさせていただきました。
1月の横浜は晴れていることが多く、快適に過ごせると思います。安全・安心に日本糖尿病眼学会総会に参加し、同じ志を持つ仲間と実りある時間を共有できるよう、事務局と入念に準備を進めますので、皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げております。
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