ご挨拶

第44回 日本臨床薬理学会学術総会 開催にあたって

第44回日本臨床薬理学会学術総会
会長 藤尾 慈
(大阪大学大学院薬学研究科 臨床薬効解析学分野 教授)
第44回日本臨床薬理学会学術総会 会長 藤尾 慈

このたび、第44回日本臨床薬理学会学術総会を、2023年12月14日(木)~12月16日(土)を会期として、神戸(神戸国際会議場・神戸国際展示場)にて開催いたします。本会は、「いのちと科学を薬でむすぶ」をテーマとして、2022年度に引き続き日本薬理学会年会と同時期に開催いたします。

臨床薬理学は、科学的基盤に立脚した薬物治療の実現を目指す「いのちの科学」であり、その領域は、創薬・医薬品開発から個々の患者への医薬品適正使用に及びます。21世紀に入り、オミクス解析技術や情報科学/データサイエンスなどの進歩に伴い、生命科学は目覚ましい発展を遂げつつあります。臨床薬理学は、生命科学の成果を病める人に薬として届けることを使命としており、従って、今後、その重要性はますます高まっていくものと思われます。

本学術総会が、臨床、研究、医薬品開発など様々な立場で薬に関わっていらっしゃる皆様にとって有意義な会になりますよう、鋭意準備してまいりたいと存じます。皆様のご参加をお待ちいたしております。

(なお、本会にご参加いただいた方には、第97回日本薬理学会年会の講演、シンポジウム、発表等をご聴講いただけます。)

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