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ご挨拶

会長:石子 智士
第58回日本眼光学学会総会
会長 石子 智士
旭川医科大学 医工連携総研講座

 この度、第58回日本眼光学学会総会を、2022年9月3日(土)、4日(日)に旭川市大雪クリスタルホールで開催させていただくことになりました。日本眼光学学会の会員、役員ならびに関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

これまで旭川医大では、昭和58年の第19回総会を初代教授の保坂明郎先生が、平成19年の第43回総会を2代目教授の吉田晃敏先生が主催致しました。今回、私が主催することで、昭和、平成、令和それぞれの元号の時代において旭川医大が主催することとなり、大変光栄に存じます。

 さて、本総会のテーマは“夢”としました。この総会は、眼科医、視能訓練士といった医療に携わる人々、企業の研究者とが情報を交換し交流を深めるとても貴重な機会を与えてくれる学会です。病気を適切に評価し患者を治療したい。そしてそのためには、このような装置があればという医療者側の夢があります。一方で、このような装置を医療に役立てることが出来れば、という研究者側の夢があると思います。これらの夢を持ち寄って、国産の医療機器開発に繋げられれば、そして、これらによる成果を日本から世界に発信できればとの願いを込めたテーマです。

 招待講演は、早野裕先生(自然科学研究機構 国立天文台)にお願いしました。補償光学は眼科検査機器でも取り入れられている技術ですが、天文学のための補償光学とその応用に関してすばる望遠鏡のあるハワイ島から中継で講演して頂きます。特別講演は2つ企画し、吉田晃敏先生には日本の医療機器開発の国際化に関して、大野京子先生(東京医科歯科大学)には近視に関してそれぞれご講演して頂きます。シンポジウムは、本総会のテーマを念頭に「視機能の夢:国産初の視機能機器を応援する」、「AIの夢:イメージングとAI」、「イメージングの夢:日本のOCT開発製造企業の奥義」、「眼内レンズの夢」の4つを企画しました。さらに教育セミナーは、眼光学に関連する基本を学べるように、「屈折・調節:はじめての矯正」、「検査機器の基本:検査と評価のポイント」の2つを企画しました。

 過去2回の総会は、新型コロナウイルス感染症のためWeb開催を余儀なくされました。しかし、新型コロナの治療薬が認可され、コロナに対する世間の風向きも変わってきました。本総会の開催時には、皆さんが一堂に会し、対面で議論し最新の機器に触れる事ができるようになると信じ現地開催と致しました。

 9月になると、旭川には、道北・オホーツクの海の幸・山の幸が集まり「街がごちそう市場」になる催しが開かれます。この様な時期に開催される学会ですので、学会参加のみならず北海道の自然と味覚を楽しみ、皆様にとってまさに実りある学会だったと記憶に残って頂ければと願っています。どうぞ、お誘い合わせの上ご参加頂けますようお願い申し上げます。

 なお、より多くの方々に情報を共有出来るように、学会終了後にオンデマンド配信を行います。

 皆様のご参加を、心からお待ちいたしております。

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