第66回日本コンタクトレンズ学会総会

ご挨拶

第66回日本コンタクトレンズ学会総会
学会長 堀 裕一
(東邦大学医療センター大森病院 眼科)

 この度、第66回日本コンタクトレンズ学会総会の学会長を務めさせていただきます東邦大学医療センター大森病院眼科の堀 裕一です。大変歴史のある学会において責任ある役割を担わせていただき、大変光栄に思います。

 今回は、2024年7月14日(日)・15日(祝)の二日間にわたり東京国際フォーラムで開催します。従来のフォーサム形式ではなく、今年はコンタクトレンズ学会総会として単独開催となります。テーマは、「コンタクトレンズ新時代の幕開け」といたしました。日々進化するコンタクトレンズの分野において、我々は常に新しい知識を追求し、最先端の研究に取り組む必要があります。本学会は、そうした最新の情報を共有し、学術的な議論を深める場としたいと考えます。特別講演には、筑波大学の平岡孝浩先生をお招きしております。学会のメインイベントにふさわしいご講演が聞けるものと期待しております。

 また、今回の学会では「日本のコンタクトレンズ研究の国際化」を大きな課題として掲げ、学会初日に、海外からの著名なコンタクトレンズ研究者を多数お招きしております。世界のコンタクトレンズの最新情報を皆で勉強し、日本の研究者との熱いディスカッションができればと思っております。同時通訳も入っておりますので、皆様どうぞお楽しみください。

 コンタクトレンズは、日々の診療だけでなく、様々な分野の方々が、製品開発や承認、品質管理、社会啓蒙などに関わっておられます。今回、シンポジウムとして、各ステークホルダーの皆様に集まっていただき、来るべき「コンタクトレンズ新時代」に向けて現状および今後の課題について語っていただくような企画を用意しました。是非ともご参加ください。

 参加者の皆様が、この2日間、コンタクトレンズについて楽しみながら勉強して、じっくりと考える有意義な時間を過ごせるよう、充実したプログラムを用意しております。皆様にとって本学会が新たなコンタクトレンズ時代の幕開けの大きな一歩となることを願っております。

多くの方々のご参加をお待ちしております。