参加者の皆様
平素よりお世話になっております。第43回日本造血細胞移植学会総会の開催では、日頃よりご協力を賜り誠にありがとうございます。
本会は当初、東京国際フォーラムにおきまして2021年3月4日(木)、5日(金)、6日(土)に開催させて頂く予定となっておりましたが、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大を受け、会期を1日変更し、webを利用するオンラインライブ配信及び、オンデマンド配信のハイブリッド開催に変更となっております。
第43回日本造血細胞移植学会総会を東京国際フォーラムにおきまして2021年3月4日(木)、5日(金)6日(土)開催させて頂く予定となっておりましたが、新型コロナウイルスの猛威はやや下火になってきたとはいえ秋冬を控えて看過することができません。
関係各方面の皆様ともご相談させていただきましたが、医療関係者4,000名近くが一堂に会する従来どおりの様式で学会を開催することは困難であると判断いたしました。苦渋の決断ではありますが主にWebを利用したハイブリット型開催としオンデマンド配信も行いたいと思います。それに伴いまして、会期をより多くの皆様にご参加いただけるよう、5日(金)、6日(土)、7日(日)にて開催させていただきます。
学会の内容としては会長シンポジウム、特別講演2セッション,シンポジウム4セッション、ワークショップ4セッション、教育講演10セッション、特別企画として、「新型コロナウイルス流行期における造血細胞移植領域の危機管理」とチーム医療に絡めて「新型コロナウイルス流行期におけるチーム医療の実践」などホットな話題について多職種間で情報を共有したいと思います。
今はまさにコロナの時代でありますが、縦の糸は患者さんの生きる希望、横の糸はドナーさんの善意であり、その両者をとりもつのが骨髄バンクや臍帯血バンクで、その絆を実際の医療の中で結実させるのが造血細胞移植医療であることに変わりはありませんし、各方面の医療従事者と協働しドナーさんと患者さんとの架け橋となり再生への絆を確実にしていくことこ そが我々の使命であると信じています。新型コロナウイルスによる影響で皆さんと直接お会いして討論することは難しい情勢ですが、Webを介してできる限り意見を交換できるように努めたいと思います。
第43回日本造血細胞移植学会総会は今まで経験したことのない開催形式となりますが、その分より斬新で実り多い学会になるように準備を進めて参りますので皆様のご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。