会長挨拶

 この度、「第62回日本リンパ網内系学会・総会」を2022年6月23日(木)、24日(金)、25日(土)の3日間の日程で、埼玉県川越市の「ウェスタ川越」にて開催いたします。

 今回、「限りなき愛、Your happiness is our happiness」を本総会の標語とさせていただいておりますが、これは埼玉医科大学の創立以来の基本理念であります。本会の開催される2022年は本学創立50周年の記念の年であり、この標語のもとに本学会をとおして医学の発展が多くの幸せを運んでくれることを期待している所存です。

 本総会では、昨今のゲノム研究の発展から得られた「疾患の病態解明」そして「新たな治療戦略」の最新の理解そして将来への展望について、この方面のエキスパートに最新の知見を提供していただくことを考えております。また、造血器リンパ系腫瘍のWHO分類第5版の編集作業が開始されており、本会においてはその内容のトピックなども取り上げてゆきたいと考えております。

 一般演題、研修医・医学生のためのポスターセッションは例年どおり開催いたします。さらに、メデイカルスタッフの方々を主体とした発表のセッションとともに、メデイカルスタッフのみならず、これから血液学を学び研究する、あるいは実際に血液疾患の診療に携わる研修医、医学生を含めみんなで知識の共有ができるセッションを設けます。

 また、同時開催される血液病理研究会(会長:埼玉医科大学総合医療センター 病理部 百瀬修二)においては、2014年に山形で行われた「発生年齢および発生臓器に着目したリンパ腫の病理診断 revisited」をテーマに、この8年の進歩を踏まえた企画を進めています。

 会員の方々のみならず、医学生、研修医そしてメデイカルスタッフの血液疾患に興味を抱く方々の多数のご参集をいただけますことをお願いいたします。

会長  田丸 淳一
(埼玉医科大学総合医療センター 病理部(病理診断科))
副会長 木崎 昌弘
(埼玉医科大学総合医療センター 血液内科)

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