第47回日本足の外科学会学術集会

会長挨拶

青木 孝文
第47回日本足の外科学会学術集会
会長 青木 孝文
(医療法人財団順和会 山王病院 整形外科/国際医療福祉大学 臨床医研究センター)

 第47回日本足の外科学会学術集会のホームページをご覧いただき有難うございます。

 コロナ禍がわが国でも問題になり始めてから既に2年が経過し、その間世界的にさまざまな制約が生じてきました。コロナウイルスに感染した患者さんに直接対応することは少ないと思われる足の外科学会員でも、通常の診療、入院、手術などをつつがなく実施できるように調整することに多くの時間を割かざるを得ない状況であったと想像されます。そのような厳しい条件の中でも、足の外科に携わる方々は不断の努力を重ねられ、少しづつではあっても着実に進歩と発展が遂げられてきていると感じられます。その意味から、今回の学術集会のテーマは『前進! 足の総合科学』といたしました。昨今の学術の進歩は関連領域との連携を強めながら進むべきとも考え、総合科学と銘うっております。

 私、青木が足の外科領域の診療に重点的に関わるようになってから約25年を経過しますが、その間学会発表などを通じて多くの先生方と知己を得ることができ、学会活動に積極的に参加する原動力となってきました。その中で、何か学会に恩返しをすることができないかと考えてきましたが、お陰様で学術集会会長の大役をお任せ頂いたので、愛媛県松山市で開催することとしました。現在の足の外科学会役員の構成比率をみると、残念ながら四国内から評議員として選出される先生の人数が少ない印象があります。そのため、学術集会を開催することで四国内の多くの先生方に興味を持っていただけるキッカケになればとの思いからの決断です。

 会場は松山市内から少し離れた場所にあり、少しご不便をお掛けすることもあろうかと存じますが、空間的には十分なスペースを確保し、密になることなくご参加いただけます。本ホームページも学術集会に関する重要情報が順次更新されますので、引き続き注目くださるようお願い致します。皆様と松山でお目にかかれることを心待ちにし、多くの方々のご参加をお待ちしております。また最後になりましたが、これまでさまざまにご支援御助力を賜りました日本足の外科学会会員の皆さま、学会事務局で担当していただいた方々、松山市観光コンベンション協会の皆さまに心底より御礼申し上げます。

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