第42回日本運動器移植・再生医学研究会 The 42nd Annual Meeting of the Japanese Society for Transplantation and Tissue Engineering in Musculoskeletal System

会長挨拶


第42回 日本運動器移植・再生医学研究会
会長 髙相 晶士
(北里大学医学部整形外科学 主任教授)

この度、2023年(令和5年)11月18日(土)に、第42回日本運動器移植・再生医学研究会を開催させていただきます。このような機会を与えていただき、深く感謝しますとともに、大変光栄に存じます。

本会のテーマは「臥薪嘗胆 -移植と再生の融合」とさせていただきました。人が自分の意志で活用できる唯一の組織・臓器が運動器です。超高齢社会を迎えた我が国において 運動器の健康を維持することは“健康寿命の延伸”に向けて極めて重要です。現在、骨移植をはじめとする移植医療に加え、軟骨、脊髄を初めとする再生医療が飛躍的な進歩を遂げていますが、克服すべき課題が多く存在します。私たちは臥薪嘗胆の思いで「健康寿命の延伸」という大きな目的を達成すべくその課題を克服しなくてはなりません。
本研究会は1980年に「骨・軟部移植研究会」として発足し、「骨・関節・軟部組織移植研究会」、「日本骨・関節・軟部組織移植研究会」を経て、2001年から「日本運動器移植・再生医学研究会」となり現在に至っています。運動器の移植と再生の双方を議論する本研究会が、実り多いものとなることを祈念いたしております。
皆様のご協力を何卒よろしくお願いいたします。
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