この度、2023年(令和5年)11月18日(土)に、第42回日本運動器移植・再生医学研究会を開催させていただきます。このような機会を与えていただき、深く感謝しますとともに、大変光栄に存じます。
本会のテーマは「臥薪嘗胆 -移植と再生の融合」とさせていただきました。人が自分の意志で活用できる唯一の組織・臓器が運動器です。超高齢社会を迎えた我が国において 運動器の健康を維持することは“健康寿命の延伸”に向けて極めて重要です。現在、骨移植をはじめとする移植医療に加え、軟骨、脊髄を初めとする再生医療が飛躍的な進歩を遂げていますが、克服すべき課題が多く存在します。私たちは臥薪嘗胆の思いで「健康寿命の延伸」という大きな目的を達成すべくその課題を克服しなくてはなりません。