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ご挨拶

第44回日本造血・免疫細胞療法学会総会(JSTCT2022)の開催にあたって

田中 淳司
第44回日本造血・免疫細胞療法学会 総会
会長 高橋 聡
東京大学医科学研究所 臨床精密研究基盤社会連携研究部門 特任教授

 日本造血細胞移植学会はこの度、日本造血・免疫細胞療法学会に学会名を改めましたが、名称変更後初めての学会総会を2022年5月12日~14日に横浜で開催させて頂くことになりました。ご参加される皆様を、心から歓迎申し上げます。

 本会は1978年に日本骨髄移植臨床懇話会として発足し、その後、日本骨髄移植研究会として年一度の研究成果・臨床報告の場としての役割を担ってきました。1995年の第18回の研究会(会長:浅野茂隆先生)では初めて演題数が200を超え、その流れは翌年の日本造血細胞移植学会への組織変更へと続きました。骨髄細胞が主であった移植細胞ソースは、末梢血幹細胞、臍帯血などの応用が国内外で進み、さらには免疫療法としての側面に関する研究も盛んになり、当時、学会名を決める議論においては将来の移植療法の方向性を見据えて、造血幹細胞という表現は避けて、造血細胞移植学会を採用した、という経緯がありました。当時の先生方の先見性がみてとれます。それから四半世紀の時を経て、まさに造血幹細胞移植は、幹細胞および免疫細胞を用いた細胞療法へと進化しつつあります。今回の学会名称の変更に際して、移植という日本語が消えてしまうことに寂しさを感じるという声など会員の皆様からの様々なご意見を伺いながら、豊嶋崇徳理事長の主導のもと理事会構成員の間で議論を積み重ね、世界的な変化のスピードをも意識しながらの名称変更に至りました。

 この経緯にご理解を頂き、また暖かいご支援をお送り頂いた会員の皆様には心から感謝を申し上げます。一方で、これまでの歴史を振り返ると、我々の現在地は、まだまだ進化の過程にあるということが感じられます。おそらく、そう遠くない未来には我々が目指している難病克服への新しい道がさらに拓かれ、場合によっては本学会の名称もまた変更されることがあるかもしれません。我々は進化の道の途上にある、という意識を常にもつことによって、次世代への希望の道を見据えて、今回の学術集会のテーマを、Transplant, Cell Therapy, and Beyond -細胞療法、その先へ- とさせて頂きました。

 このような変化の中においても、本学会総会の本質は移植・細胞療法という医療技術を用いて治療・ケアのレベル向上を目指す医療者集団の情報交換の場であり、目的を一にした様々な職種が集う場という他学会には見られないユニークな特徴は変わりません。そして、2020年から続くCOVID-19パンデミックの時代においても、難病患者から苦しみを除くべく日夜、臨床、研究活動に没頭する”同志“がいます。JSTCT2022では上記テーマに込めた意味と本学会の特徴を底流としたさまざまな企画を計画しております。もちろん、会員の皆様の安全は、そのまま患者さんの安全に直結しますので、状況に応じてハイブリッド、あるいはオンライン開催など臨機応変な対応を準備させて頂きます。しかしながら2022年5月には、横浜の地に皆が一同に会して、研究・臨床の場での成果を交換し合えることができることを心から願っております。

2021年5月
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