第48回日本造血・免疫細胞療法学会 総会 第48回日本造血・免疫細胞療法学会 総会

倫理的配慮について

研究発表における倫理的配慮

発表内容につきましては倫理的な配慮をお願いします。特に、倫理委員会あるいは施設長の承認が必要な研究や、薬剤の適応外使用についての発表につきましては各施設での承認が必要となります。

2014年に「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」が公布され、研究が社会の理解及び信頼を得て社会的に有益なものとなるよう、適切に対応することが求められています。学会発表においても高い倫理性が求められています。そこで2017年の第39回日本造血・免疫細胞療法学会総会から演題登録時に以下の自己申告チェックボックスを設けることになりました。会員各位におかれましては、該当する演題につきましてはあらかじめ施設の承認を受けた上で演題登録をしていただくようお願いします。なお、施設の承認が必要であると考えられる内容であるにもかかわらず、承認が得られていない場合には演題が不採択になることがあります。

倫理面への配慮について

発表内容につきましては倫理指針などのルールを順守していただく必要があります。投稿フォーム内の自己申告チェックで以下の項目について申告してください。

今回の発表は
  • ・ 臨床研究(適応外使用を含みます)・基礎研究などに関する倫理委員会・臨床研究審査委員会あるいは施設長の承認が必要な演題に該当する。
    □承認を得ている。(適応外使用は事前承認が必要です。)
    □発表までに得る。
     今年度からは演題登録時までに倫理審査の承認が必須となります。
  • ・倫理委員会・臨床研究審査委員会あるいは施設長の承認が必要な演題に該当しない。
    □少数例の症例の報告
    (少数の定義については各施設の判断に沿ってください。薬剤の適応外使用は除きます。また個人情報の特定につながる情報は記載しないでください。)
    □その他(「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の対象外、細胞株を用いた研究など)
倫理委員会・臨床研究審査委員会あるいは施設長の承認が必要であると考えられる内容であるにもかかわらず、いずれにもチェックされていない場合には演題が不採択になることがあります。
倫理指針につきましては、下記をご参照ください。

倫理審査に関するご案内

日本造血・免疫細胞療法学会では、2025年度学術集会(2026年2月開催、2025年7-8月演題募集)より、演題登録時点で倫理審査の承認を得ていることが必須となりますのでご注意ください。
演題登録を希望されている、特に若手医師やメディカルスタッフの皆様にとって、倫理審査の方法が分からない、手続きが煩雑であるなど、ハードルが高いかもしれません。一部のご施設では、登録演題の大部分が該当するカルテ情報を用いた「単施設後方視的研究」や「症例報告」をカバーする「マスタープロトコール」を、診療科毎に整備されているかと思います。診療科長を研究責任者とし、院内ルールに従って対応表管理や実施状況報告を行い、研究実施期間を適宜延長することで、学会発表ごとの倫理申請は不要になっています(施設によってはIRBの承認が得られない場合もあります)。
2025年度学術集会では、例年以上の多くの演題登録をいただけるよう、希望施設の研究担当者の先生方の皆様を対象に、倫理審査やマスタープロトコールの作成支援をさせていただけたらと考えております。マスタープロトコールが一度承認されれば、2026年度以降や他学会の学術集会でも、倫理審査が演題登録の足枷になることがなくなるため、意義が大きいと考えられます。
つきましては、倫理審査やマスタープロトコールの作成支援を希望される場合は、研究指導医または診療科の責任者へ確認した後、以下URLよりお問い合わせください。
倫理審査やマスタープロトコール等の
サポート希望・お問い合わせはこちらから
受付期間:6月18日(水)~7月15日(火)

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