第60回日本眼光学学会総会 The 60th Japanese Society of Ophthalmological Optics 第60回日本眼光学学会総会 The 60th Japanese Society of Ophthalmological Optics

会長挨拶

第60回日本眼光学学会総会
会長 高 静花
(大阪大学大学院医学系研究科 視覚先端医学)
会長近影

このたび、日本眼光学学会の第60回総会を担当させて頂くこととなり大変光栄に思います。この様な機会を頂き、会員の皆様に心より感謝申し上げます。

テーマを「Cheer up with optics」としました。眼光学学会は眼科医師、視能訓練士、生理光学の専門家、企業の光学技術者、心理物理研究者による学際的な学会です。会員皆様の多様性をぜひ元気の源にしましょう。Cheer up! 多くの異なる立場の人達と共に、明日の業務に役立つ専門職の知識・技術の向上につながる情報に留まらず、今後の技術や治療の開発にむけての議論、知見も深めていただける機会にしたいと思います。

時代とともに学会の在り方自体も変化しつつあります。学会においても、伝統的な組織の良さを保ちながら、新しい学会の在り方を模索していく必要があると考えています。今回、初の試みとしてポスターセッションを設けます。眼光学というと、数式や聞きなれない用語がたくさん出てきて難しくて堅苦しくて、発表はちょっと…というイメージがあるかもしれませんが、心配要りません。眼光学初心者でも気軽に発表できます!とはいうものの、日本眼光学学会総会60年を迎えて、歴史を振り返りながら眼光学の持続的な発展を考える特別企画ももちろん用意いたします。ひとりでも多くの方々の参加をお願いしたいと存じます。

私は大阪を拠点として活動しておりますが、神戸で学術集会を開催させていただきます。神戸は海と山に囲まれた国際都市で、外国人居留地を中心に洋菓子文化が広がった街でもあります。今回、神戸ならではのスペシャルな工夫を盛り込み、学術集会と魅力が詰まった神戸の街を楽しんでいただければと心から祈っています。神戸の会場で皆様とお会いできることを楽しみにしています。

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