第81回日本弱視斜視学会を、2025年6月6日(金)・7日(土)に、京都市のロームシアター京都・みやこめっせにて主催させていただくこととなりました。今回も大阪大学の森本壮先生が主催されます第50回日本小児眼科学会と共同で行います。
京都は盆地のため、夏は酷暑で冬は厳寒ではありますが、この時期は1年の中で最も過ごしやすい気候となっております。京都の街並みを散策して古の人々の思いに触れるもよし、鴨川などでは蛍の舞を見ることもできますので古都の風情を楽しむもよし。心地よい風に包まれながら楽しめる季節となっています。
会場は平安神宮に隣接した好立地です。大鳥居をくぐって神宮道を南に下がれば、知恩院や丸山公園、八坂神社(祇園さん、四条通の東のどんつき)、清水寺へとつながっていきますし、東に行けば、南禅寺、永観堂、哲学の道(蛍を2023年6月7日に確認しました)があります。挙げるときりがないほど見どころは満載ですので、学会でしっかりと勉強したあとは、スニーカーで京都の街並みを楽しんでいただければと思います。
招待講演は、ハーバード大学教授/東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構長のヘンシュ貴雄先生にお願いしております。「臨界期」について世界最先端のお話を聞けると思います。また、会長招待講演として長年斜弱関連の研究を続けてこられたレジェンドの先生方の講演を企画しております。長年の研究からの知見や経験をお話しいただけると楽しみにしています。幅広い内容とレベルで、多くの参加者の知的好奇心を刺激し、明日への診療や研究の糧となるような講演になると確信しております。一般講演(口演・ポスター)は、議論が白熱することも多く、将来の大きな仕事につながる可能性があります。これは発表者にも聴衆にも当てはまることです。そして、みなさまのご協力の上に成り立っております。第80回より、研究によっては倫理委員会の承認が必須となり、準備に時間がかかるかもしれませんが、是非演題を応募いただき、本会を一緒に盛り上げていただければ幸いです。
今回ポスターに「一期一会」と書かせていただきました。この時期に、この場所で、この発表を、この演者が、この座長が、そしてこの聴衆が、という状況は一度限りです。将来振り返って、京都であの人があんな発表をしていたなあ、あの人と久々に会ってこんな話をしたなあ、と心に刻みこまれるような会にしたいと思いますので、是非ご参加いただき、たくさん楽しんでいただければと思います。
2024年8月吉日
2024年6月7日に丸太町橋から撮影した鴨川
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