プログラム
理事長講演
9月14日(木)12:00~12:30 第1会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールA)
- 演者
- 安田 一朗
- (日本胆道学会 理事長/富山大学 第三内科)
- 司会
- 乾 和郎
- (日本胆道学会 名誉理事長/山下病院 消化器内科)
会長講演
9月14日(木)11:05~11:30 第1会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールA)
- 演者
- 平野 聡
- (第59回日本胆道学会学術集会 会長
/北海道大学大学院医学研究院 消化器外科学教室II)
- 司会
- 加藤 紘之
- (北海道大学 名誉教授)
特別講演
1. 特別講演
1. 切除不能な胆道癌に対する肝移植:
Transplant Oncologyに基づく腫瘍学的根治性を達成するための治療戦略
9月14日(木)11:30~12:00 第1会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールA)
- 演者
- 日比 泰造
- (熊本大学大学院 生命科学研究部小児外科学・移植外科学講座)
- 司会
- 武冨 紹信
- (北海道大学 消化器外科I)
2. 特別講演
2. 胆道がんの全ゲノム解析とそのゲノム多様性
9月15日(金)10:45~11:15 第1会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールA)
- 演者
- 中川 英刀
- (理化学研究所生命医科学研究センター がんゲノム研究チーム)
- 司会
- 山上 裕機
- (紀和病院)
シンポジウム
1. 肝門部領域胆管癌に対する術前診断の最適化
9月14日(木)15:00~16:45 第1会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールA)
- 司会
- 江畑 智希
- (名古屋大学 腫瘍外科)
- 桒谷 将城
- (北海道大学 消化器内科)
- 特別発言
- 梛野 正人
- (宏潤会大同病院)
- 司会のことば
-
肝門部領域胆管癌に対する外科治療はR0を得るために広範囲(肝)切除を適用してきた。その結果術後の高合併症率・死亡率、時に許容されるR1cis、縮小肝切除の再考など多くの知見が蓄積された。現在は、根治性と安全性のバランスを個別的に担保する時代になり、術前診断もそれに合わせ変化する必要がある。従来の術前診断法である超音波検査、MDCT、MRI (MRCP)、ERCP、胆管生検に加えて、超音波内視鏡を用いた局所診断や胆道鏡を用いた新たな水平方向進展度診断の有用性、さらにエラストグラフィーを用いた肝予備能評価の可能性も示されている。どのような状況でどのモダリティを用いていくのか、省略可能なモダリティは何か、など術前診断の最適化に向けて内科・外科の視点からクロストークを期待したい。そのゴールは、術前診断の至適プロトコールを決定することである。
2. 切除不能・再発胆道癌に対する治療戦略:ドレナージ・薬物療法・外科治療
9月15日(金)11:15~12:45 第1会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールA)
- 司会
- 大塚 将之
- (千葉大学大学院 臓器制御外科)
- 河上 洋
- (宮崎大学 消化器内科)
- コメンテーター
- 遠藤 格
- (横浜市立大学 消化器・腫瘍外科学)
- 特別発言
- 木村 理
- (東都春日部病院)
- 司会のことば
-
切除不能・再発胆道癌に対する治療戦略として、1)胆道ドレナージには経乳頭的をはじめとした様々なアプローチルートや方法がある。2)薬物療法の一次治療はgemcitabineベースの化学療法が標準的であるが、二次治療以降は確立していない。最近では分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬といった新規機序の薬物の選択肢が増えているが、3)癌遺伝子パネル検査を実施する際は検体採取や保険適応、結果判明までの期間といったさまざまな問題がある。4)放射線療法も治療の選択肢であるが、その意義は明らかではなく、5)焼灼療法としては、放射線療法の他に光線力学的療法やラジオ波焼灼療法も行われている。6)集学的治療によりconversion surgeryや肝移植に至る例も散見されるが、その適応、益と害については明らかではない。このような治療の選択に際しては施設間格差も存在する。本シンポジウムでは切除不能・再発胆道癌に対する治療戦略を様々な視点から、リアルワールドデータ・エビデンスを報告していただき、現時点におけるベストプラクティスを明らかにしていただきたい。
パネルディスカッション
1. 総胆管結石治療に対するベストプラクティス(再建腸管を伴った上腹部手術症例を除く)
9月15日(金)9:00~10:30 第1会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールA)
- 司会
- 植木 敏晴
- (福岡大学筑紫病院 消化器内科)
- 鈴木 修司
- (東京医科大学茨城医療センター 消化器外科)
- 特別発言
- 露口 利夫
- (千葉県立佐原病院 消化器内科)
- 司会のことば
-
現在、総胆管結石の治療は内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)とこれに続いて行う内視鏡的結石除去術が標準治療とされ、その治療成功率も極めて高い。また、わが国ではESTに代わって内視鏡的乳頭バルーン拡張術を行う施設も少なからずある。日本消化器病学会による胆石症診療ガイドライン2021において、総胆管結石症の治療は胆嚢結石の合併による外科的胆嚢摘出術を含め、内視鏡的または外科的総胆管結石除去術が示されている。しかしMirizzi症候群や合流部胆石、巨大結石、憩室内乳頭など、内視鏡的に総胆管結石除去が困難な症例に対して各施設で様々な工夫がなされている。さらに、原発性総胆管結石症症例や総胆管拡張、傍乳頭憩室などを伴った総胆管結石症例では結石除去後も再発する可能性が高く、繰り返す結石再発による胆管炎を引き起こし、難治性となることもある。総胆管結石症では、治療対象とすべき結石の状態や患者因子によりベストな結石除去方法は異なってくる。本パネルディスカッションでは、内視鏡的、外科的結石除去の立場から、再建腸管を伴った上腹部手術症例を除いた総胆管結石症に対するベストプラクティスについての議論を期待する。
2. 胆嚢癌の術前診断:可能性と限界
9月15日(金)14:00~15:45 第2会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールB)
- 司会
- 川嶋 啓揮
- (名古屋大学大学院医学系研究科 消化器内科学)
- 安田 一朗
- (富山大学 第三内科)
- コメンテーター
- 佐田 尚宏
- (自治医科大学 消化器一般移植外科)
- 特別発言
- 真口 宏介
- (手稲渓仁会病院/亀田総合病院 消化器内科)
- 司会のことば
-
胆嚢癌の術前診断には、良悪性鑑別診断、壁深達度診断、リンパ節転移などの進展度診断が含まれる。良悪性鑑別診断については画像機器の進歩した今日においても診断が困難な症例は少なくない。また、胆嚢床切除を伴う腹腔鏡下手術が保険収載されたり、conversion surgeryが考慮されるようになってきたことから、外科医の求める壁深達度診断・進展度診断が変わってきている可能性がある。本セッションでは、①これらの診断に有用な超音波内視鏡、経腹超音波、CTあるいはMRIなどの画像診断の進歩や新たな診断法、②術前胆汁細胞診や組織採取の方法とその是否、③conversion surgeryに必要な化学療法前後の画像評価法や組織採取法などについて成績を含めて発表していただき、現状での限界を把握することによって今後の進むべき方向性を示したい。外科・内科にとどまらず病理、放射線など多方面から演題の応募をしていただき、討論できることを期待している。
3. 胆嚢癌疑診例および進展度不明例に対する外科治療戦略
9月15日(金)15:45~17:30 第2会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールB)
- 司会
- 佐野 力
- (愛知医科大学 消化器外科)
- 中郡 聡夫
- (東海大学 消化器外科)
- コメンテーター
- 佐々木 素子
- (金沢大学 人体病理学)
- 特別発言
- 宮崎 勝
- (国際医療福祉大学三田病院)
- 司会のことば
-
近年の各種画像診断の進歩により、胆嚢癌の質的診断能は向上しているが、術前進展度診断に関しては生検診断が困難なこともあり精度が高いとは言い難い。胆嚢癌疑診例では、根治切除術式が、単純胆嚢摘出術から肝膵十二指腸切除のような高侵襲手術まで、多岐に及ぶ。
実際には、可及的術前進展度診断をもとに、術中迅速病理診断を参考に最終的な術式決定を行う施設が多いと思われるが、その考え方は一定ではなく、エビデンスに乏しいのが現状である。各施設の、開腹あるいは鏡視下手術のアプローチ、術前・術後の化学療法の適応、リンパ節郭清範囲、胆道再建の適応、肝切除範囲を含めた外科治療戦略と、その治療結果から、正当性を議論していただきたい。また、胆嚢癌疑診例に対する診断アプローチと術前進展度診断の精度についてもお示し願いたい。一方、腹腔鏡下胆嚢摘出術後の病理組織診断で判明する胆嚢癌では、進展度診断が不能な場合があり、そのような際に再切除適応と術式選択についても議論していただきたい。
ワークショップ
1. 胆嚢癌に対する腹腔鏡切除の適応と術式
9月14日(木)9:30~11:00 第1会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールA)
- 司会
- 七島 篤志
- (宮崎大学 肝胆膵外科)
- 力山 敏樹
- (自治医科大学附属さいたま医療センター 一般・消化器外科)
- 特別発言
- 上坂 克彦
- (静岡がんセンター 肝胆膵外科)
- 司会のことば
-
胆嚢癌では深達度がT1a(m)、T1b(mp)に関してはリンパ節転移頻度も極めて少なく根治切除(胆嚢摘出術)後の予後は良好であることから腹腔鏡切除の適応とされてきた。さらにT2(ss)胆嚢癌においても胆嚢底部の胆嚢床側の病巣であっても外科的切除断端を陰性に確保できれば系統的切除に拘らない術式が選択されるようになってきた。そのような背景により胆嚢と共に切除する肝切除も部分的に限られることから、術中胆嚢穿孔で腹腔内への胆汁漏出をきたさなければ腹腔鏡などによる低侵襲手術も可能と考えられるようになり保険診療も認められた。一方で、課題は術前深達度診断の精度、深達度や腫瘍局在に応じたリンパ節郭清の範囲や付加手術の妥当性であり、これらの検証が必要と考える。深達度や進展範囲の術前術中評価とリンパ節転移頻度の根拠に基づいた胆嚢癌における最適な腹腔鏡切除の適応と術式の施設基準を論じて頂き、現状の一定の方向性を導きたい。
2. 乳頭部腫瘍の質的診断と乳頭部癌の進展度診断
9月14日(木)8:00~9:30 第2会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールB)
- 司会
- 北野 雅之
- (和歌山県立医科大学 内科学第二)
- 廣岡 芳樹
- (藤田医科大学 消化器内科)
- コメンテーター
- 福村 由紀
- (順天堂大学 病理診断科)
- 特別発言
- 五十嵐 良典
- (東邦大学医療センター大森病院 消化器内科)
- 司会のことば
-
十二指腸乳頭部腫瘍は、様々な肉眼的形態を呈するため、造影CT、MRI、腹部US、EUS、十二指腸鏡およびIDUSなどの複数の画像診断を用いても質的診断に難渋することがある。最近、画像強調内視鏡、3D画像、超音波造影、エラストグラフィーなどを用いた新しい診断法も試みられている。病理診断では、非露出型に対してはEUS下穿刺吸引生検などが用いられる。露出型の生検では腺腫と診断されても、内視鏡的乳頭切除術後に癌と診断される場合もある。癌の進展度診断では、T1a(M)までであればリンパ節転移を起こす可能性が極めて低いことが分かっており、T1a(OD)との鑑別が治療方針を決定する上で重要である。現時点での画像診断の限界を見極めるとともに新たな診断の試みも報告されている。また、内視鏡的乳頭切除術後の切除検体で癌と診断された場合における追加外科手術の適否も重要な課題である。本セッションでは、十二指腸乳頭部腫瘍に対する適切な診断法を探ってみたい。多くの演題応募を期待する。
3. 術後胆管炎の診断と治療の現状
9月15日(金)14:00~15:45 第1会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールA)
- 司会
- 青木 琢
- (獨協医科大学 肝胆膵外科)
- 伊佐山 浩通
- (順天堂大学大学院 医学研究科消化器内科学)
- 特別発言
- 海野 倫明
- (東北大学 消化器外科)
- 司会のことば
-
胆管-消化管吻合術後の急性胆管炎は比較的頻度の高い合併症であり、特に術後1年以内の発生が多い。その病態も、吻合部狭窄を有さずに数日の抗生剤投与で軽快する、いわゆる逆行性胆管炎から、吻合部狭窄や肝内結石形成に対しインターベンションを要するものまでさまざまである。胆管炎の病態把握のために行う検査やそのタイミング、また治療法の選択(内視鏡やIVR、再手術)も施設により多種多様であるのが実情であろう。また、治療法ごとに施設の流儀や治療方針の変遷があると想像される。本ワークショップでは、各施設での術後胆管炎の頻度、病態把握のために行う検査およびそのタイミング、また病態に合わせた治療法の選択とその治療成績について、多領域のデータを持ち寄り、認識を深める場にしたいと考えている。その結果、一定のエキスパートコンセンサスが形成されることを目指したい。多くの演題応募を期待する。
4. 難治性胆汁漏に対する治療
9月15日(金)15:45~17:30 第1会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールA)
- 司会
- 糸井 隆夫
- (東京医科大学病院 消化器内科)
- 波多野 悦朗
- (京都大学 肝胆膵・移植外科)
- 特別発言
- 窪田 敬一
- (東都文京病院)
- 司会のことば
-
胆汁漏の原因は医原性が最も多いと思われる。肝胆膵領域の術後に生じることが多いが,検査や処置後にも起こりうる。胆汁漏は致死的になることは少ないが、一旦胆汁漏を生じると、ときに治癒まで長期間を有することがあり難治性となる。患者の入院期間が延長しQOLの低下を招くだけでなく、その後の治療にも支障をきたす。胆汁漏の有効な予防方法は何か、難治化を防ぐ方策はあるのか、そして難治性胆汁漏に対する有効な治療法は何か。さらには内視鏡的治療やIVR、手術治療など各種治療方法の適応や介入時期など議論するべき点は多い。本セッションでは各施設における胆汁漏に対する取り組みを内科・外科・放射線科など幅広い診療科より提示いただき、現時点での最適と思われる難治性胆汁漏に対する治療について議論いただきたい。
International Video Workshop
1. 胆道疾患に対するMISの実際:Minimally invasive surgery for biliary diseases
9月14日(木)8:00~9:30 第1会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールA)
- 司会
- 大塚 隆生
- (鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 消化器・乳腺甲状腺外科学)
- 永川 裕一
- (東京医科大学 消化器外科)
- 特別発言
- 堀口 明彦
- (藤田医科大学ばんたね病院 外科)
- 司会のことば
-
低侵襲手術(MIS)の普及により胆道外科手術は大きく変化しつつある。胆道良性疾患のみならず、胆嚢癌・胆管癌など悪性胆道疾患におけるMISを積極的に行う施設が増加傾向にあり、先天性胆道拡張症におけるMISも積極的に行われるようになった。またロボット手術の導入により、MISでの胆道再建が安定的に行われている。一方でMISの適応は施設によって様々であり一定の見解は得られていない。 本セッションでは各胆道疾患に対するMISの適応と手術成績ならびに手術ビデオを用いた手術手技を提示して頂き、胆道領域におけるMISの今後の方向性について議論して頂きたい。
Recent revision of Japanese insurance system for medical treatments has allowed us to perform minimally invasive surgery (MIS) for various benign and malignant biliary diseases. On the other hand, because of high-level difficulty of biliary operation even in open approach and strict facility standards, MIS for biliary diseases can be performed only in limited institutions. Therefore, there are still lots of controversies in this field such as indication of choledocholithotomy, application to type IVA bile duct dilatation, indicated stage of gallbladder cancer and adequate resection range, application to hilar bile duct cancer, and reliable method of biliary reconstruction (interrupted vs. continuous suture), etc. In this session, presentations related to current situation and future perspective of MIS for various benign and malignant biliary diseases using technical video and outcome data will be welcome.
2. EUS-BDのベストテクニック:Best techniques for EUS-guided biliary drainage (EUS-BD)
9月14日(木)9:30~11:00 第2会場(京王プラザホテル札幌 2F エミネンスホールB)
- 司会
- 入澤 篤志
- (獨協医科大学医学部 内科学(消化器)講座)
- 潟沼 朗生
- (手稲渓仁会病院 消化器病センター)
- コメンテーター
- 良沢 昭銘
- (埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科)
- 特別発言
- 藤田 直孝
- (みやぎ健診プラザ)
- 司会のことば
-
EUS-BDは胆道に対する新たなドレナージ法として広く施行されるようになってきている。EUS-BDには胃から肝内胆管を穿刺するHepaticogastrostomy(HGS)、十二指腸から総胆管を穿刺するCholedocoduodenostomy (CDS)、十二指腸から肝内胆管後区域枝を穿刺するHepaticoduodenostomy(HDS)、胆嚢ドレナージを行うEUS-GBDなどがある。これらに加えて、Rendezvous techniqueやAntegrade interventionなどEUS-BDを応用した手技の有用性も報告されている。基本的にEUS-BDの手技は、胆管の穿刺、ガイドワイヤの誘導、穿刺経路である消化管壁と胆管壁の拡張、ステント留置、という手順に従って行うが、それぞれの段階で手技困難や不成功の要因が存在する。さらに適切な手技が出来ない、あるいは不成功となった場合には重篤な偶発症を引き起こす。近年の手技の進歩や、専用のデバイス開発が進み、比較的安全かつ確実に手技の施行が可能となってきているものの、難易度の高い手技であることには変わりなく、また手技の標準化もなされていない。さらにトラブルシューティングについても定まったものはない。本セッションでは各施設におけるEUS-BDのBest techniqueを動画で提示いただき、最善のEUS-BD手技について議論したい。多くの演題応募を期待する。
EUS-BD has become widely used as a new drainage technique for the biliary tract, including hepaticogastrostomy (EUS-HGS), choledocoduodenostomy (EUS-CDS), hepaticoduodenostomy (EUS-HDS), and gallbladder drainage (EUS-GBD). In addition, the usefulness of applied EUS-BD techniques such as rendezvous technique and antegrade intervention, has also been reported. Basically, the EUS-BD procedure consists of 4 steps: puncturing the bile duct, introducing the guide wire, dilating the digestive and bile duct wall, and deploying the plastic or metal stent. At each step, there are factors that can lead to procedural difficulties or failures. To avoid fatal or serious adverse events, it needs to be managed in case of troublesome situations during the procedures. Although recent advancements of techniques and the development of dedicated devices have made it possible to perform the procedure safely, EUS-BD is still one of the most challenging procedure for the endoscopists. In this session, we would like to discuss the most appropriate techniques for safe and reliable EUS-BD at each institution with video clips.
指導医養成講座
1. 胆道癌における遺伝子異常
9月14日(木)8:00~8:30 第3会場(京王プラザホテル札幌 3F 雅の間)
- 演者
- 若井 俊文
- (新潟大学大学院 消化器・一般外科学分野)
- 司会
- 滝川 一
- (帝京大学医療技術学部臨床検査学科)
2. 肝門部領域胆管癌の内視鏡的診断
9月14日(木)8:45~9:15 第3会場(京王プラザホテル札幌 3F 雅の間)
- 演者
- 川嶋 啓揮
- (名古屋大学大学院医学系研究科 消化器内科学)
- 司会
- 田妻 進
- (JR広島病院)
3. 胆道癌における薬物療法(がん遺伝子別治療)
9月15日(金)11:30~12:00 第3会場(京王プラザホテル札幌 3F 雅の間)
- 演者
- 上野 誠
- (神奈川県立がんセンター 消化器内科)
- 司会
- 山雄 健次
- (成田記念病院)
4. 切除不能胆道癌に対する放射線治療・粒子線治療
9月15日(金)12:15~12:45 第3会場(京王プラザホテル札幌 3F 雅の間)
- 演者
- 寺嶋 千貴
- (兵庫県立粒子線医療センター)
- 司会
- 竜 崇正
- (浦安ふじみクリニック)
5. 先天性胆道拡張症/膵・胆管合流異常の外科治療
9月15日(金)15:00~15:30 第3会場(京王プラザホテル札幌 3F 雅の間)
- 演者
- 大塚 将之
- (千葉大学大学院 臓器制御外科学)
- 司会
- 島田 光生
- (徳島大学 消化器・移植外科)
6. 十二指腸乳頭部腫瘍の病理診断
9月15日(金)15:45~16:15 第3会場(京王プラザホテル札幌 3F 雅の間)
- 演者
- 山口 浩
- (埼玉医科大学 医学部病理学)
- 司会
- 柳澤 昭夫
- (京都第一赤十字病院 病理診断科)
一般演題:デジタルポスター
ランチョンセミナー
9月14日(木)・15日(金)実施
アフタヌーンセミナー
9月14日(木)・15日(金)実施
イブニングセミナー
9月14日(木)実施
モーニングセミナー
9月15日(金)実施
市民公開講座
『胆道(たんどう)の市民勉強会:胆石から胆道がんまで』
※京王プラザホテル札幌にて2023 年9月24日(日)午後に開催予定