第33回日本産業衛生学会全国協議会

ご挨拶

企画運営委員長 小林正洋
第33回日本産業衛生学会全国協議会
企画運営委員長 小林 正洋
(山梨県医師会理事)

このたび、第33回日本産業衛生学会全国協議会を令和5年(2023年)10月27日(金)・28日(土)・29日(日)の3日間、YCC県民文化ホール、山梨県立図書館を会場に開催することとなりました。あらためて、このような機会を与えてくださった方々に心より感謝申し上げます。

日本における産業保健のテーマについては常にその時代の社会背景の影響を受け続け変遷しています。1990年以降インターネットの発達によりもたらされたといっても過言ではない情報化社会の流れの中で、平成から令和にかけ人口構造の変化とともに社会の多様化が促進され、現代においても少子高齢化、人生百年時代に向けた施策への対応、新型コロナ感染症への対応、「働き方改革」、両立支援など社会の多様化とともに産業保健分野の課題は目まぐるしく変遷しています。今回第33回日本産業衛生学会全国協議会においては社会の多様化と産業保健というテーマで幅広く議論したいと思います。その中で特に現代社会の多様化と産業保健というテーマに関連する、少子高齢化、両立支援、新型コロナ感染症(新興感染症)、メンタルヘルス、働き方改革等について、皆様の御活発なご議論、御討論の場の提供ができれば幸いです。また来年までにコロナ禍が落ち着けば、従来通りの全国協議会の場を提供させていただくことができるのではないかと期待しております。

さて山梨は、都心から近く、富士山、富士五湖、昇仙峡などの観光地があります。またブドウ、桃などの果物、甲州ワイン、ほうとうなど名産品が豊かな地でもあります。秋の山梨にて襟を正して皆様の御来県をお待ちしております。

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