ご挨拶
第61回日本網膜硝子体学会総会
会長
髙橋 寛二
関西医科大学医学部 眼科学教室 主任教授
この度、2022年12月2日(金)~ 4日(日)の3日間、第61回日本網膜硝子体学会総会を大阪国際会議場で開催させていただくことになりました。まずは会員の皆様、役員の皆様をはじめ関係各位の方々に厚く御礼を申し上げます。ご存じのように、網膜硝子体疾患は、病態研究、画像診断、そして先進的な治療など、最も目まぐるしい進歩がみられる領域です。卑近な例では、多くのMedical retinaの疾患に必須の治療となっております抗VEGF療法では、この3年間で新しい特徴を持つ3種の新薬が使用可能になるなど、一刻も目が離せない状況となっています。本学会は、昨年度、第60回という節目の時を迎えましたが、今回の総会においても、歴史と伝統に基づいた学会プログラムを重視しつつ、メディカル、サージカルの両面から最新の知識と情報をキャッチアップできる企画をシンポジウム、教育セミナーに準備し、十分な議論が行えるよう配慮して準備を進めて参ります。また対コロナの安全性にも十分に配慮した上で、準備を進めていく所存です。春の日眼総会に加えての大阪での開催となりますが、どうぞ皆様、多数の演題をお寄せいただき、またご参加をいただきますようよろしくお願い申し上げます。