第78回日本臨床眼科学会 The 78th Annual Congress of Japan Clinical Ophthalmology

アイバンクセッション

日時

2024年11月16日(土)8:50~10:20

会場

京都国際会館 1F Room C-1

到達目標

アイバンク活動に対する理解を深め、角膜移植に用いるドナー角膜作成のための眼球摘出、強角膜片作成の手順および手技習得を目標とする。

対象

ドナー眼球摘出、強角膜片作成に関心のある眼科医
(とくに、ドナー眼球(角膜)摘出未経験あるいは経験の浅い眼科医)
アイバンク活動に携わるコメディカル(スペキュラ実習、展示閲覧のみ)
(実習は眼科医のみ対象)

内容

下記の5つ実習ブースを設けております。
各ブースにはインストラクターがつきます。

  1. 全眼球摘出
  2. 強角膜片作成
  3. マイクロケラトーム
  4. スペキュラマイクロスコピー
  5. 鎖骨下静脈採血
  6. 展示ブース(自由参加)

 アイバンクの責務は、自由な意思による献眼提供に対応すると同時に、安全かつ有効な角膜あっせんを行うことである。しかしながら、角膜移植の現状は財政的な問題や慢性的な献眼数の不足などの解決すべき問題を抱えている一方、全国での角膜移植のニーズに対応したあっせん業務を前向きに行っていく必要がある。特にあっせん角膜の安全性や質の担保は、角膜移植の術後成績に直結するものであり、アイバンクの責務は大きい。
 アイバンクで行われる斡旋に関しては、厚生労働省より発令されている「眼球のあっせんに関する技術指針」に基づき運営されているが、十分な理解と技術を要求されている。さらには角膜移植術式の進歩により従来の全層移植のみならず角膜内皮移植や上皮移植に対応したあっせん業を目指す必要がある。
 このセッションは、日本眼科学会の承認を得て、日本臨床眼科学会総会長の下で毎年、アイバンクに関わる方々の実際の業務における知識の習得と実践的なトレーニングを目的として企画された。
 アイバンクの眼球摘出を担当する眼科医には、全眼球摘出術の習得、さらには強角膜切片の作成は必須であるにも関わらず、現在の国内ドナー数を勘案しても、実践する場が少ないのが現状である。また、このトレーニングは1施設単位では実施が難しい状況にある。さらに、DSAEK用のプレカット手技は、今後必要度が高まることは間違いない。
 眼科医、アイバンクスタッフにとってより実践的なトレーニングが積めるように①全眼球摘出術②強角膜切片作成③ドナー角膜用スペキュラーマイクロスコープによる角膜内皮細胞測定④マイクロケラトームを使用したDSAEKグラフト作成⑤模型を用いた鎖骨下静脈血採血の5ブースを設け、セッションに参加することで実技能力を向上させていただきたい。アイバンク業務に従事する医師にとって、貴重な機会となり、日々のアイバンク活動に活かして頂くことを期待する。

インストラクター

  • 清水 俊輝(日本大)
  • 柿栖 康二(東邦大・大森)
  • 稲富 勉(国立長寿医療研究センター)
  • 小林 礼子(大阪大)
  • 林 孝彦(日本大)
  • 小林 顕(金沢大)

参加費

無料

参加資格

第78回日本臨床眼科学会の参加登録をされた方

申込期限

2024年 10月31日(木)
※定員になり次第、締切となりますので予めご了承ください。

定員

24名(実習参加の眼科医)
会場内は事前登録なしで自由に見学できますが、実習参加には事前登録が必要です。
コ・メディカルの方でスペキュラーマイクロスコープを用いた角膜内皮細胞の測定の実習を希望される方は事前登録をお願いします。

お申込み

以下「アイバンクセッション申込み」にアクセスいただき、必要事項を入力してください。
登録完了後に送付される申込み完了通知メールを当日必ずご持参ください。

主催

(公財)日本アイバンク協会、日本角膜学会、日本角膜移植学会