会長挨拶

良沢 昭銘
第58回日本胆道学会学術集会
会長 良沢 昭銘
(埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科 教授)

 新型コロナウイルス感染拡大に際し、お亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を捧げますとともに、罹患されました方々、すべての皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、日々最前線で対応されている医療関係者の方々に敬意を表します。

 この度、第58回日本胆道学会学術集会を2022年10月13日(木)、14日(金)の2日間、パシフィコ横浜で開催させていただくことになりました。私にとりまして、初めて主題演題で学会発表させていただいたのが、1994年に神戸で開催されました第30回日本胆道学会学術集会(梶山梧朗会長)です。こうして28年後に歴史と伝統ある本会を担当させていただくことは大変名誉なことであり、乾和郎前理事長、海野倫明理事長、理事・評議員の諸先生、並びに関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。

 本学術集会のテーマは、「新たな時代の胆道学」とさせていただきました。時代は平成から令和に移り、学会もアフターコロナに向け、新たな時代を進み始めました。本学会は、内科、外科、放射線科、病理学、基礎医学など多くの分野の先生方が参加される会であり、それぞれの視点から新たな時代の胆道学を模索していただける機会となることを期待しております。また、プログラムにつきましては、学会のさらなる国際化を目指した3つのインターナショナルセッションをはじめ、多くの分野の先生方がクロストークできるような主題演題や指導医養成講座を準備させていただきました。

 2021年10月6日現在、今後の新型コロナウイルス感染の展開について予測が困難な状況ではございますが、ワクチン接種も進み、治療薬開発により、感染収束が期待されます。2022年10月には是非とも多くの皆様に、日々変貌を遂げている横浜にお越しいただき、久しぶりに対面での学術集会を楽しんでいただけることを切に願っております。

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