指定演題登録
指定演題登録期間
演題登録期間:2023年12月18日(月)~ 2024年2月14日(水)
※演題はオンライン登録で受付いたします。上記期間中に演題登録・修正が可能です。
利益相反(CONFLICT OF INTEREST:COI)
登録時におけるCOI申告
今回、演題をご登録いただくにあたり、その演題において利益相反が生じる場合には、筆頭発表者は、発表演題に関係する企業などとのCOI状態を開示することが必要です。
開示すべきCOI関係にある企業等をオンライン演題登録画面より申告していただきますようお願い申し上げます。なお、開示は、当該発表演題に関連した企業と筆頭発表者の金銭的なCOI状態に限定されます。
・抄録登録時から遡って過去1年間以内のCOI状態を申告してください。
種類 |
内容の説明 |
申告の基準 |
役員・顧問職の報酬額 |
一つの企業や団体の役員からの年間報酬額 |
100万円以上/年間 |
株式 |
一つの企業からの年間の株式による利益 (配当・売却益の総額)または当全株式の保有割合 |
100万円以上または 全株式の5%以上/ 年間 |
特許権使用料 |
一つの特許使用料として支払われた年間総額 |
100万円以上/年間 |
講演料 |
一つの企業や団体より、会議の出席(発表)に対し、研究者を拘束した時間・労力に対して支払われた日当や講演料などの年間総額 |
100万円以上/年間 |
原稿料 |
一つの企業や団体からパンフレットなどの執筆に対して支払われた原稿料の年間総額 |
100万円以上/年間 |
研究費・助成金などの総額 |
一つの企業や団体が提供する研究(治験、委託・受託研究、共同研究)に対して支払われた年間総額 |
100万円以上/年間 |
奨学(奨励)寄付などの総額 |
一つの企業や団体が提供する奨学寄付金(奨励寄付金)の年間総額 |
100万円以上/年間 |
企業などが提供する寄付講座に所属 |
企業や団体が提供する寄付講座に所属している場合 |
所属の有無 |
その他の報酬・ 人的支援 |
旅費・贈答品などの受領額 人的支援 |
5万円以上/ 年間金額区分なし |
発表時におけるCOI開示
発表に際しては、発表演題に関するCOI状態の自己申告及び開示が必要となります。COI開示スライド(サンプル)をダウンロードいただき、講演スライドの最初(または演題・発表者・講演者などを紹介するスライドの次)に開示くださいますようお願いいたします。
演題登録方法
本総会ホームページよりインターネット(UMIN)にて登録いただく形式になります。
1.登録手順
本ページ下部の「
新規演題登録」ボタンから新規演題登録ページに進み、「作成要領」に従って、投稿演題を入力してください。
2.登録番号とパスワード
最初に演題を登録する際に、任意のパスワードを設定していただきます。
このパスワードと登録の際に自動的に発行される登録番号がなければ、演題の確認・修正・削除はできません。この登録番号とパスワードは忘れないように管理いただきますようお願いいたします。
パスワードと登録番号は、必ず書き留めるか、その画面をプリントアウトして保存することをお勧めします。
なお、パスワードと登録番号の記録及び機密保持は、登録者ご本人に依存します。
パスワードに関するお問い合わせには、セキュリティの関係からお答えできませんのでご了承ください。
3.ご注意
- ① 使用ブラウザについて
【Firefox】【Google Chrome】【Microsoft Edge】【Safari】以外のブラウザで演題登録はできません。それ以外のブラウザでは、ご利用にならないよう、お願いいたします。各ブラウザは、最新バージョンの使用を前提としております。
- ② 早めの登録について
締め切り当日はアクセスが集中し、登録に支障をきたす恐れが考えられますので、余裕を持って登録を行ってください。
- ③ 内容の確認について
登録ボタンを押す前に、必ず内容に間違いがないか確認してください。
4.演題の確認・修正・削除
演題登録締切日までは、ホームページの演題登録画面より何度でも一度登録した演題を、確認・修正・削除することが可能です。
- ① ホームページの演題登録画面の「確認・修正」ボタンをクリックしてください。
- ② 登録番号(初回登録時に発行されたもの)と、パスワード(ご自身で入力されたもの)を入力してください。
- ③ 画面上で修正し、最後に更新ボタンをクリックしてください。これで修正は完了です。
※修正は必ず上記の方法で行ってください。重複登録は出来ません。
- ④ 削除も同様の方法で可能ですが、一旦削除しますと元には戻りませんので、「修正・削除」のボタンの押し間違いには、くれぐれもご注意ください。
5.演題受領通知
- ① 演題登録時に入力されたE-mailアドレスに受領通知が届きます。または、ホームページの演題登録「確認・修正」画面にて登録番号、パスワードを入力の上ご確認ください。
- ② 受領通知が届かない場合 登録完了時、画面に登録番号が表示されない場合や、登録完了より1日経過しても受領メールがお手元に届かない場合は、登録が完了していない可能性がございます。受領通知メールが届かない場合、必ず演題申込締切日までに以下のアドレスまでメールにて登録の有無をご確認ください。
<E-mail: jsp44@jtbcom.co.jp>
抄録作成要項
1.以下の項目を入力してください。
- 1)演題名:全角70文字 / 英語演題名 半角20words
- 2)演者名:筆頭演者は必ず発表者とし(筆頭著者+共著者:15名まで)、ふりがな、英語表記も入力してください。
- 3)所属機関名:登録可能な最大所属施設数は10施設まで(筆頭演者の所属含む)となります。
また所属機関名は英語表記も入力してください。
- 4)抄録本文:特別講演・教育講演・理事長講演・会長講演の方は全角1000字以内、それ以外の方は全角800字以内としてください。
総文字数(著者名・所属・演題名・抄録本文の合計):特別講演・教育講演・理事長講演・会長講演の方は全角1200字以内、それ以外の方は全角1000字以内としてください。
2.講演形態
シンポジウム・ビデオシンポジウム・パネルディスカッション・ラウンドテーブルディスカッション
(公募・一部指定)
シンポジウム (一部指定) |
1 |
フレイルと下肢静脈疾患
- セッション趣旨
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平均寿命が最も長い国である日本(2023年版の世界保健統計)は、超高齢社会であるといえる。健康寿命を延伸するかが日本に課せられた課題であるが、一方で加齢とともに環境因子に対する脆弱性が高まったフレイルの状態が起こってくる。フレイルは、静脈血栓塞栓症の頻度が高い、また下肢の静脈性潰瘍の治癒遷延をきたすとの報告があり、下肢の静脈疾患を診療している医療従事者にとって重要な病態といえる。本セッションでは、多角的な視点からフレイルと下肢静脈疾患について議論していただきたい。
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2 |
静脈性潰瘍に対する圧迫包帯法の工夫(ショートストレッチ包帯法、多層包帯法、面ファスナー装具、弾性ストッキング)
- セッション趣旨
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圧迫療法は、下肢の静脈性潰瘍に最も多くのエビデンスを有する治療法である。コクランレビューにおいても、圧迫療法を行うことで潰瘍治癒までの期間が短縮され、患者のQOL改善が期待されると書かれている。一方、潰瘍治癒までの期間短縮に関し、異なる弾性着衣での比較研究は少ない。近年、静脈性潰瘍に対し、多層包帯法が行われるようになってきたが、まだ従来法であるショートストレッチ包帯法と比較研究した報告は少ない。本セッションでは、実臨床での静脈性潰瘍に対する圧迫包帯法について議論していただきたい。
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3 |
深部静脈における浮遊血栓は危険な血栓:myth or reality?
- セッション趣旨
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一般臨床において、深部静脈の浮遊血栓は肺血栓塞栓症の高リスクとされている。実際、深部静脈に浮遊血栓を認めた場合、肺血栓塞栓症の合併頻度は高い。そのため、浮遊血栓を認めた場合、患者に床上安静を求められることもある。一方、深部静脈の浮遊血栓は、既に肺動脈へ血栓が切断されて流出した痕跡の状態であるともいわれている。本セッションでは、深部静脈における浮遊血栓は本当に危険な血栓か、治療と患者管理はどのようにすべきか議論していただきたい。
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4 |
骨盤静脈不全症に対する診断および治療の実際
- セッション趣旨
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骨盤静脈不全 (PeVD) は、世界で多くの経産婦に普遍的に見られる病態であり、欧米ではPeVDの診療ガイドラインも出版されている。最新のガイドラインではSymptoms-Varices-Pathophysiology (“SVP”) classificationが提唱され、PeVD診療は、SVP分類にしたがって進めることが推奨されている。一方、臨床的にPeVDの診断するのは単純なプロセスではない。拡張した卵巣静脈が見られても、機能不全を伴い,症候性となっているかどうかの診断は、選択的静脈造影が必要となる。本セッションでは、PeVD診療に取り組んでいる専門家に診断と治療の実際を議論していただきたい。
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5 |
静脈評価指標を用いた診療と臨床研究
- セッション趣旨
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近年、診療ガイドラインで求められる治療のゴールは、QOLの改善とされている。そのため、疾患特異的なQOLスコアの開発が行われている。静脈疾患に関しても同様にQOLスコアが開発され、欧米を中心に臨床研究で使用されている。一方、わが国においては、臨床研究におけるQOLスコアの使用頻度が低く、varidation studyが望まれる。本セッションでは、わが国におけるQOLスコアを用いた静脈疾患の臨床研究について議論していただきたい。
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6 |
一次性下肢静脈瘤に対する各種血管内治療の長期成績
- セッション趣旨
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近年、わが国においても一次性下肢静脈瘤に対し、各種血管内治療(EVLA、RFA、CAC)が使用可能となり、治療の選択の幅が拡がった。いずれも有効性安全性が高いデバイスとされているが、遠隔期成績の比較に関する研究が意外とされていない。本セッションでは、一次性下肢静脈瘤に対する血管内治療の長期成績について議論していただきたい。
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7 |
静脈奇形の治療における最新の知見
- セッション趣旨
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静脈奇形の治療は、かつては外科的切除がゴールドスタンダードであったが、完全切除が困難で術後の醜形も問題となり、硬化療法が発達してきた。一方、近年血管奇形に対する薬物療法も行われるようになり、静脈奇形に対する効果も期待される。本セッションでは、静脈奇形の治療における最新の治験について議論していただきたい。
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8 |
Klippel-Trenaunay症候群の脈管異常の特徴-どのように治療計画を立てていくべきか?
- セッション趣旨
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Klippel-Trenaunay症候群(KTS)は、皮膚のポートワイン母斑(毛細血管奇形)、静脈瘤(静脈奇形)、患肢の骨軟部組織肥大の3徴をもつ疾患である。KTSの脈管奇形は、複数の脈管奇形を含む混合型(CVM、CVLM)血管奇形といわれている。また主幹型の脈管奇形もしばしば合併するため、KTSは複雑な静脈およびリンパ液の還流障害を伴っている。そのため、脈管奇形の治療に当たっては、静脈およびリンパ液の流出路が確保されていることの確認が重要となる。本セッションでは、KTSの脈管異常の特徴と、どのように治療計画を立てていくか議論していただきたい。
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ビデオシンポジウム(一部指定) |
1 |
私の下肢静脈瘤に対する血管内治療手技
- セッション趣旨
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わが国で、2011年1月より保険で下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術が可能となって以来、血管内高周波焼灼術、血管内塞栓術も保険での使用が可能となり、表在静脈不全症の治療において、手術から血管内治療へのパラダイムシフトが起こった。その間デバイスも、血管内レーザーでは発振波長やファイバーの進化、高周波焼灼術ではジェネレーターのアップデートがあった。このような変化が生じたことで、デバイスの初期導入の頃と比較し、治療手技に工夫を加えている実施医および指導医が多いと考えられる。本セッションでは、下肢静脈瘤に対する血管内治療の実際をビデオで供覧していただきたい。
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パネル ディスカッション (一部指定) |
1 |
下肢静脈画像・機能検査の応用に関する最近の知見
- セッション趣旨
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下肢静脈疾患の評価は、超音波検査が第一選択となっている。しかし、下肢静脈疾患が疑われるにも関わらず超音波検査で静脈の異常が判明しなかった場合、さらなる検査が必要となる。超音波やCT、MRIなどの画像検査は静脈の異常の局在を、下肢静脈機能検査は下肢全体の静脈還流障害を評価するのに有用である。下肢静脈不全症の超音波診断は、表在静脈や穿通枝では逆流時間>0.5秒、中枢側の深部静脈では、逆流時間>1.0秒がゴールドスタンダードとなっている。一方、超音波診断装置では、静脈の直径の他、逆流速度(平均・最大)、逆流量の計測も可能となっている。これらのパラメータは実臨床でほぼ顧みられることはない。これらのパラメータは、下肢静脈不全症の超音波診断で本当は有用か有用でないか議論していただきたい。また、これまで下肢静脈機能検査のため様々な装置が開発されてきたが、最近の知見につき議論していただきたい。
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2 |
静脈性潰瘍の局所治療における新しい創傷被覆材
- セッション趣旨
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静脈性潰瘍の治療においては、静脈還流障害の治療とともに、創傷被覆材による局所管理も重要な位置をしめる。最近になり、皮膚潰瘍に対する多くの新しい創傷被覆材が上市されている。これらの中で、どの創傷被覆材が静脈性潰瘍に使用でき、潰瘍治癒までの期間短縮に有用か、今後の研究に期待される。本セッションでは、様々なステージにおける静脈性潰瘍に対する新しい創傷被覆材の選択について議論していただきたい。
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3 |
深部静脈血栓症に対する血管内治療の進歩
- セッション趣旨
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近年、急性深部静脈血栓症に対するカテーテル血栓溶解療法や血栓吸引療法を含めた血管内治療の有効性が報告されている。我が国でも、血栓除去デバイス、静脈ステントが承認された。特に腸骨静脈領域の静脈血栓症に対する早期の静脈再開通は、下肢の腫脹や疼痛の症状改善に貢献とされるが、深部静脈の血管内治療は、抗凝固療法と比較し、血栓後症候群の発生率を低下させなかったという報告もある。一方で、深部静脈血栓後症候群に対しては腸骨ステントが海外で施行されているがその適応は未だ定まっていない。深部静脈血栓症に対する血管内治療の適応、実際の手技や合併症、遠隔期の成績について議論していただきたい。
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4 |
静脈血栓塞栓症の診断・治療・予防における多職種・多領域連携の取り組み
- セッション趣旨
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院内発症の深部静脈血栓症の診断・予防および治療は、医療安全の見地からも重要課題である。以前は単科で対応していた深部静脈血栓症の診療は、院内独自のマニュアルを作成し、多職種・多領域連携で対応している施設も多い。本セッションでは、多職種・多領域連携で行う深部静脈血栓症の診断・予防および治療のメリットやデメリットについて議論していただきたい。
また、多職種・多領域連携で診療を行う場合、データの収集・管理・抽出および分析が重要な課題となる。これらの一連の流れをどのように運用しているか、施設ごとの特徴についても議論していただきたい。
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5 |
下肢静脈瘤血管内治療の有害事象:重大合併症は本当に多いのか?
- セッション趣旨
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下肢静脈瘤血管内治療実施管理委委員会では、血管内塞栓術(CAC)の合併症の緊急調査が行われているが、わが国では血管内治療に伴う合併症は多くないとの報告も出ている。このため血管内治療治療全体の合併症を把握するためにはCACだけに注目するのではなく、レーザー、高周波、本幹硬化療法など、すべて血管内治療の重大合併症を検討する必要がある。合併症症例提示・施設の総治療数を提示し、血管内治療の合併症について議論していただきたい。
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ラウンドテーブル
ディスカッション
(一部指定)
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1 |
VLP (Venous and Lymphatic Practitioner) オープンコミュニティ
- セッション趣旨
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VLPオープンコミュニティは静脈診療に係る医師、看護師、技師、理学療法士、など全ての医療従事者(Practitioner)が、毎日の診療、キャリアパス、ワークライフバランスなどにおいての実用的な情報や意見交換をできる場を目指している。
セッションの目的:
静脈学会自体での発表はエビデンスベースの学問的な知見をベースとしているが、一筋縄にはいかないことも多々あり、特に、学問的にはトピックとされにくいため、個人レベルでの経験的な知見の情報交換の場があることが望まれる。本セッションはそのような機会となることが目的である。
本コミュニティはコメディカル会員を中心とする予定であり、男女問わす参加を募集する。
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3.抄録作成時の注意
- ・全角文字は1文字として、半角文字は1/2文字として数えます。アルファベットは半角英数ですので1/2文字換算としてください。半角カタカナや丸数字、ローマ数字、特殊文字等の機種依存文字は使用できません。
- ・抄録集への写真及び図表の掲載はできません。
個人情報の取扱いについて
演題登録にて収集いたしました「氏名」・「連絡先」・「E-mail アドレス」は、運営事務局からのお問い合わせや発表通知に利用いたします。また、「氏名」・「所属」・「演題名」、「抄録本文」は、本会ホームページ及び抄録集に掲載することを目的として利用いたします。本目的以外に使用することはございません。
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演題登録に関するお問い合わせ先
第44回日本静脈学会総会 運営事務局(演題係)
株式会社JTBコミュニケーションデザイン 事業共創部内
E-mail:
jsp44@jtbcom.co.jp
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お手数ですが、原則E-mailでお問い合わせいただきますようお願いいたします。