第99回日本産業衛生学会

学会プログラムの位置付けおよび運営に関する基本方針

【重要】学術的独立性および制度的中立性の確保について

第99回日本産業衛生学会では、学会プログラムの学術的独立性および制度的中立性を確保するため、学会プログラムの位置付けおよび運営について、以下の基本原則に基づき運用します。

1 学会プログラムの位置付け

本大会のシンポジウム、教育講演、自由集会等のプログラムは、日本産業衛生学会の公式学術活動として実施されるものです。
各プログラムはその性格および目的に応じて企画・選定されています。
いずれのプログラムにおいても、特定の企業、団体、教育体系、手法、サービス等を学会として推奨または認定するものではありません。
また、学会プログラムへの採択または企画への位置付けは、各プログラムの目的に応じた学術的判断に基づくものであり、特定の手法、サービス、または事業活動に対する学会としての保証、認証、または推奨を意味するものではありません。

2 制度的中立性

学会は、特定主体の事業活動から独立した中立的な学術討議の場として運営される必要があります。
また、本大会では、学会発表と特定主体の事業活動が制度的に結びつくことにより生じる構造的利益相反(構造的COI)を防止する観点から運営しています。
そのため、特定の手法、教育体系、サービス等の普及活動または事業活動との関係が外形的に認められる企画については、学会プログラムとしての適切性および利益相反の観点から確認を行います。
なお、この確認は、公開情報等に基づく外形的事実の整理を目的とするものであり、発表内容の学術的妥当性を評価するものではありません。

3 営利活動との関係

学会プログラムは、学術的議論および知見の共有に加え、産業衛生の実務に関する知識、経験、技術、現場における対応、事例等の共有を目的として実施されるものです。
したがって、特定のサービス、商品、研修事業等の宣伝または販売促進を主目的とする内容は、本大会プログラムの趣旨と整合しません。
これらの行為は、シンポジウム、教育講演、自由集会等の学術プログラムにおいては認めていません。
一方、ランチョンセミナー・スポンサードシンポジウムについては、その運営形態の特性を踏まえ、一定の範囲内で企業による情報提供が行われます(ただし、学会としての推奨または認定を意味するものではありません)。
また、企業展示については、本大会において学術プログラムとは別に実施されるものです。

4 記録・公開および二次的取扱い

学会プログラムにおける発表内容の記録、配信、教材化、e-learning化等の二次的取扱いについては、学会プログラムの学術的独立性および制度的中立性を確保し、特定の事業活動や営利的取組と結び付けて利用されることを防ぐ観点から、認めていません。
また、学会発表の内容を営利的な研修、教材、講座等に関連付けて取り扱うことは認められません。
これらに反する行為が確認された場合には、当該行為の是正を求めるとともに、必要に応じて学会本部に報告のうえ、本大会における発表の取扱いを含め適切な対応を行うことがあります。

5 企画内容の確認

自由集会を含む大会プログラムについては、利益相反および学会プログラムの適切性の観点から企画内容の確認を行うことがあります。
これらの判断は、本大会における利益相反に関する規程および運用基準に基づいて行われます。

【定義】特定の活動

上述における「特定の活動」とは、特定の主体(団体、個人、企業等)または特定の手法、プログラム、サービス、事業等(名称、内容、提供主体等により個別に同定可能なもの)に関して、その利用、導入、参加、契約等の行動につながる活動をいう。
なお、手法やプログラム等について、表現を変えていても、特定の団体や活動への参加につながるものは含みます。
一方で、一般的な学術概念はこれに含まれません。
第99回日本産業衛生学会
学会統括運営本部

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