第18回日本緩和医療薬学会年会

年会長挨拶

会長 日下俊次
第18回日本緩和医療薬学会年会
年会長 伊東 俊雅
東京女子医科大学 
附属足立医療センター薬剤部
 
薬剤部長

皆様

このたび、第18回日本緩和医療薬学会年会の年会長を仰せつかりました、東京女子医科大学附属足立医療センター薬剤部の伊東俊雅と申します。年会は2025年6月20日から22日まで、幕張メッセ国際会議場・国際展示場にて開催されます。

第18回年会のテーマは緩和医療薬学における「プロフェッショナルネットワークの構築」といたしました。超少子高齢化社会が進行する中で、患者さんを支えるためには、病院薬剤師、薬局薬剤師、薬学研究者、そして企業との連携強化が不可欠です。私たち薬剤師は、薬学的な知識と技術の幅を広げ、プロフェッショナルネットワークをさらに構築していく必要があります。

今回の年会では、特別講演、教育講演、シンポジウムを通じて、緩和医療薬学に関する最新の治療など幅広い分野の研究テーマを取り上げます。また、一例報告セッションや海外報告セッションを設け、会員各位の貴重なご経験や海外最新情報のご発表をいただくことで、プロフェッショナルの皆様のスキル向上とネットワークを構築することを目指します。さらに、患者会の皆様にもご協力いただきながら、医療者と患者が一体となった年会を創生するべく実行委員一同、現在鋭意準備を進めております。

どうぞ、緩和医療薬学における「プロフェッショナルとは何か?」を共に追求するために、2025年6月に幕張メッセでお会いできることを心より楽しみにしております。多数の会員の皆様のご発表とご参加を賜りますようお願い申し上げます。

末筆になりますが、会員各位、協力企業各位におかれましては、これまでの本学会へのご協力に感謝申し上げますとともに、2025年開催に向け変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

第18回日本緩和医療薬学会年会
年会長 伊東 俊雅